意外と知らないぎっくり腰について
はじめに
「ぎっくり腰」名前だけはよくきいたことありますよね。腰がいきなり痛くなる〜というやつです。
この時期多くの方が家で過ごされていると思います。もし家族の誰か又は自分自身がなった時。怖いですよね。そんな時のために今日は分かりやすくご説明させていただきます
そもそもぎっくり腰とは
正式には「急性腰椎症」と呼ばれています
・急激に発症する腰の痛み
・動作による痛みの悪化
・発症した時、明らかな神経痛や麻痺などは一緒には発生せず、レントゲンやMRIでも異常が確認できない
こういったものをさします
「ぎっくり腰」は腰の筋肉の捻挫のようなものなのですが原因は現在はっきりとは特定されていません。
小さなきっかけでも突然発症することがあり、急激な痛みを伴いますがいつも通りに生活していても比較的短期間(早くて2〜3日、多くは1〜2週間)でおさまるという不思議な疾患です。
発生しやすい時間帯
身体反応が低下している午前中と昼休憩の後が危険です。つまり「14〜15時」ですね。
また今多い在宅ワークなど長時間のデスクークは腰に負担がかかりやすく注意が必要です。
これは危険
痛みだけなら湿布や痛み止めをして安静にしていれば良いのですが、次の症状がある場合自己判断はやめ一度医療機関(整形外科)を受診してみてもらってください
・時間がたっても症状が改善されない
・下半身に痛みやしびれがある(爪先が動かないなど)
・とても強い痛み
こういった場合はヘルニアなどの別の疾患が隠れていることがあります
痛みが和らいできたら
軽いストレッチなど効果があります。
動かせるところは、痛みの範囲で動かすようにしましょう。
また、コルセットを使うことで痛みの症状が和らぐことができます。
ギックリ腰の対処は、痛みが発症してから2〜3日が大事です。
ギックリ腰を起こした後は、痛みを抑えるため、安静にすることが大切だと言われます。
しかし、ずっと動かないでいると、腰痛との関係が深い「背筋」が衰えてしまいます。
背筋が衰えると、ギックリ腰の回復が遅れてしまうため痛みが出ない程度に動かしましょう
発生した時の寝方
うつ伏せ寝は控えましょう
うつ伏せ寝は、腰の痛みだけではなく、首も痛めてしまいます
また、できるだけ寝返りをしましょう
寝返りが少ないと、長時間1カ所に体重がかかり続けその部分に負担がかかります。
寝返りをうたず同じ姿勢でいると、腰の筋肉は固くなってしまいます。これも腰痛の1つの原因です。
再発防止
ぎっくり腰になるとその後1年間で約1/4の確率で再発するといわれています、再発しないためにも以下のことを心がけましょう!
・無理な姿勢をとらない-腰に負担がかかりやすい前かがみ姿勢は特に!
・ストレスを軽減しましょう-ストレスが続くと痛みに敏感になります
音楽や映画、ゲームなど、自分の好きなものを生活に取り入れ、 ストレスを軽減しましょう!
・肥満を防ぎましょう-肥満があると体重が重い分、腰に負担がかかってギックリ腰が起こりやすくなります。くれぐれもストレスを食に当てすぎないよう心がけましょう!
・適度に運動しましょう-痛みがなくなり完治した後でも体は動かしておきましょう!
まとめ
ギックリ腰を発症すると、激しい痛みに襲われてしまいます。
ギックリ腰の痛みは、多くは1〜2週間で自然に治ってしまいます。
しかし、その後ギックリ腰の再発率が高くなり、ギックリ腰の癖がついてしまうことがあります。
ギックリ腰の再発を防ぐため、ストレッチや適度な運動、食べ過ぎに注意しましょう
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