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猫背とは?

まず猫背とは、猫の背中の様に丸くなる事を指します。


なぜ猫背になる?

・長時間のパソコン、スマホ

これが今一番問題視されています。デスクワークの増えた現代社会では避けることのできない流れですが、長時間PC(特にノートパソコン)やスマホを使用することでうつむいて顔を前の方に出すという、お手本のような「猫背の作り方」です。できるだけスマートフォンは目の高さに保ち、ノートパソコンではなくデスクトップを使うようにすると◎。

・運動不足

前に述べたように、筋肉の衰えは猫背に直接的に繋がります。美しい姿勢を保つには筋肉が必要なのです。また、血行不良は筋肉の柔軟性なども奪ってしまうので、運動して代謝を良くしておくのも必要でしょう。

・日本人の体型

日本人は世界一姿勢の悪い人種だという説があります。これの真偽は定かではありませんが、元々農耕民族である(腰を曲げて生活していた)という点、畳に座る文化だったために椅子の文化が合わないという点、食事の際に器を持ってかがんで食べるという食事スタイルである点、国民性などなど、、、信憑性がゼロというわけでもなさそうです。

猫背の種類

・お腹猫背:お腹側に腰が反りすぎて、お腹が 前に突き出ている。反り腰で、お尻が後ろに出すぎている場合もこのタイプ。

・腰猫背:腰の頂点に丸まりの頂点が来る。腰の背骨のゴツゴツが手で触ると分かるようなら可能性あり。

・背中猫背タイプ:背中の中心あたりに丸まりの頂点が来る。最も多い。

・首猫背:肩の後ろに丸まりの頂点があるために、頭が前方に突き出している様に見える。
お腹猫背を併発していることも多い。


猫背のデメリット

・腰痛
・頭痛
・肩凝り
・肥満
・老けて見える
・肌荒れ
・むくみ、たるみ
・酸素不足
等々、あげたらきりがないくらいデメリットだらけ、、、
特に肩凝り、腰痛、頭痛は猫背の人は出やすい症状でしょう。
さらに、長時間のパソコンやスマホのやり過ぎでずっと背中を丸めていると、内臓が圧迫されたり、呼吸が浅くなり脳が酸欠になって集中力が低下したりと結構恐ろしい事に‥‥‥

猫背チェック法

まず足を壁につけて、そこからお尻、腰、背中、頭と順番に壁につけていきます。頭が離れてしまう人は、どこが壁についているかで体の丸まりを判断してください。普通の腰のカーブでは、腰と壁の間にてのひらが1枚程度入るはずです。

猫背の改善方法

まずは正しい姿勢をしりましょう!
先ほどの「猫背チェック法」を利用します。壁に体をつけたとき、頭・背中・お尻が同時に壁につき、更に壁と腰の間に手が入る程度の隙間がある、これが正常な姿勢です。まずはこの「正しい姿勢」を知り、体に覚えさせましょう。

あとは、膝立ちをしてみるのもひとつです。体を支えなければいけないために自然と背筋が伸びるのが膝立ちの体勢。そして、日常の中で定期的にその姿勢を思い出してください。もしその時に猫背になっていたらすぐに直す、ということを繰り返して地道に「正しい姿勢」に慣れていくことが重要です。

また、[筋力強化]も猫背改善方法の一つです。
筋力は大まかに分けると二種類あり、アウターマッスル(表面の筋肉)と、インナーマッスル(体の内側の筋肉)があります。その内のインナーマッスルは体のバランスや姿勢を維持する為に働いている筋肉で、このインナーマッスルの低下が猫背に繋がります。

ストレッチ、これもまた有効です。
やり方は簡単。バスタオルを丸め、背中の中心に縦に位置するように置いて仰向けに寝ます。その姿勢のまま息を吐きながら両手を上にあげ、10秒キープ。
もっと本格的にやりたい!というあなたは、バスタオルではなくストレッチポールを使うとより本格的に出来ます。


まとめ

今の時代、立ち歩かなくてもなんでもできる時代です。猫背の人が増えるのも致し方ないのかもしれません。しかし、「正しい姿勢」は一番楽に体を支えられる姿勢。猫背は知らぬ間に体に負担をかけ続けているのです。体に負担をかけ続けたら将来どんな悪い事が体に起きるか想像しただけでも恐ろしいですね。
特に今、コロナウイルスの大流行で在宅ワークが増えているかと思います。パソコンやスマホを使う時間が増えている事でしょう。そんな方は一度自信の姿勢をチェックしてみて下さい。猫背姿勢だなと思った方は、こまめに休憩をとり、背中を伸ばしたり、ストレッチや自宅で出来る筋トレなどをしてください。
まだ若いから、時間がないからといってほっとかないで下さいね。後で苦しむのはあなたです。やるなら今です。


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