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運動神経がよくなるには

よく「うちの子は運動神経が悪いのよね~」という会話を耳にすることがあります。

小学低学年の子を持つ親から、そういうことを耳にすることがあります。

そういう会話を聞いたときに私は毎回、「判断するにはまだ早いよ」と思ってしまいます。

運動神経はうまれつきと思ってしまっている人が多いのではないでしょうか?

稀にいるとは思います。

小さい頃の何をやってもすぐ何でもできてしまう子が。

でも大抵の子は最初何もできないはずです。

それは当たり前です。

始めてやることは誰でもできません。

大人でも同じだと思います。

そこで運動神経がいいねと言われるためにはどうしたらいいかを書いていこうと思います。

大切なこと

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子どもの成長期にはプレゴールデンエイジとゴールデンエイジと言われる時期があります。

この時期になにをやったかで人の運動神経は決まると言われています。

プレゴールデンエイジ

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2歳から6歳くらいまでをプレゴールデンエイジの前半とします。

ここでは、とにかく体を動かしているときに楽しいと思わせてあげることです。

誰かと競うのではなく、何か興味を示したことをたくさんやらせてあげることです。

ボールを投げるのが楽しいと思っているのであればいっぱい投げさせてあげてください。

走ること、走って追いかけることを楽しいと思っているのであればたくさんさせてあげてください。

7歳くらいから9,10歳くらいまでをプレゴールデンエイジ後半とします。

ここでは少しずつ言われていることを理解してくるのでしっかりルールを決めて体を動かしていくことがいいです。

なのでスポーツを本格的に始めるのはこの時期がいいです。

しかしこの時期にとても大切なことがあります。

それは、達成感、喜び、満足感を与えてあげて自信を持たせてあげることです。

自信を持った子はチャレンジする心が育っていきます。

ゴールデンエイジ

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小学高学年が特にゴールデンエイジと言われる時期になります。

この時期になると特定のスポーツの動きを覚えようとしてしまいがちですが、運動能力を伸ばそうというときには体全部を使って体を動かすことが大切になります。

神経は一か所にあるわけではありません。

体のあらゆるところにあるので手の指先から足の指先までしっかり動かすことで運動能力は養われます。

最後に

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これらのことを子供に経験させてあげるためにはどうしたらいいでしょうか?

答えは親が環境を整えてあげて、いい指導者に出会うことです。

いい指導者に出会うためにどうしたらいいかは以前書かせていただきました。

親も一緒に楽しんであげることが大事だと思います。

全身を使って体を動かすことでいいのは昔ならではの遊びです。

鬼ごっこをしたり、だるまさん転んだをしたりドッチボールをしたり上げたらきりがありません。

こんなことでと思われる方もいるかもしれませんが、一番大切なことは運動神経の良し悪しは他人と比べないことです。

昨日の自分と比べてあげてください。

昨日できなかったことが出来るようになった場合は運動神経がよくなったということです。


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