IELTS Academic 15 Reading #1 Nutmeg - a valuable spice 勉強記録(1年前との結果比較付)

こんにちは。
今回は表題の通り、ケンブリッジが出しているIELTS公式本No.15のリーディングのTest1について、問題の感想と私の正否を記載したいと思います。

なぜ始めるのか?

Noteに投稿しようと思った理由は2つありまして

一つは、公開することで自分自身が集中して問題を分析できるから、です。復習が大事、むしろ復習しなければ勉強した意味さえないと言われるほどですが、問題が解き終わった開放感で復習を疎かにしてしまう経験はみなさんあると思います。

もう一つは、ニーズがあると思ったからです。本格的にTOEFLやIELTSを勉強し始めた際に思っていたのは、

・この問題は正解したけどどうも簡単な気がする。同じレベルの集団の正答率ってどれくらいなんだろう?
・この問題は間違えたけど明らかに難しい。絶対みんな解けてないはず!

などです。つまり客観的な難易度や正答率が気になっていました。しかし、Youtube含めてそういった内容のコンテンツはほとんどありません。なので、じゃあ自分がやろう、と思ったわけです。

というわけで前置きはこのくらいにして、早速始めたいと思います。

※当然ですが、あくまで私個人の感想です。

私の英語レベル

<2021年9月現在> *ただし受験したのは2021年2月頃
TOEFL: 90 (R26 / L21 / S19 / W24)
IELTS: 7.0 (R7.5 / L7.5 / S7.0 / W6.5) *Rのベストは8.0

<2020年9月頃> *最初にIELTS15を解いた頃
TOEFL: 82 (R23 / L20 / S19 / W20)
IELTS: 6.5 (R7.0 / L6.5 / S6.0 / W6.5) 

全体の難易度

・構成・文法の分かりにくさ:★★
・単語・イディオムの難しさ:★★★
・問題・選択肢の難しさ:★

個別の感想(解説)

易:易しい(R5.0でも解けそう)
並:普通(R6.0なら解ける)
難:難しい(R7.0でも間違えそう)

1: 易
問題文の主語であるleavesが文中にあるので簡単かと思います。その後にbell-shapedがありますが、引っ掛けにはならないでしょう。この in shape とか in size とか問題文にありがち。
(初級者向け)主語と述語をまずはしっかり見つけるましょう

2: 易
when the fruit is ripeがそのまま本文にあるので、意味が掴めなくても解けると思います。split into two → break open のように問題文が本文より抽象的になっている場合がよくあるので注意しましょう。
(中級者向け)本文の内容を頭で情景として思い描くようにしましょう

3, 4: どちらも易
two spice nutmeg and mace, the former, ..., the latter と分かりやすい構造なので簡単だと思います。

5: 易
in the Middle Age が文中にありますし、never revealed the exact locationやThe Arab-Venetian dominanceと全く逆のことを書いているので簡単だと思います。
(初級者向け)逆のことを書いていると思っていたら別の話で、実は他のところに問題と一致する内容があった、みたいなこともあるのでしっかり内容を理解することが大事です。

6: 易
the richestという別の意味の一番はあるが問題文の一番 (the first) は書かれていないという、NOT GIVENの中でも簡単な問題だと思います。

7: 中
問題文のcontrol of all the islandが文中のmonopolyのパラフレーズになっていることに気付けるかがポイントです。5と6が簡単でFALSEとNOT GIVENなのでTRUEかなと想像すると思います。ただ今回のように3問のケースはあまりないのと、確かにTRUE/FALSE/NOT GIVENの割合はほぼ均一ですが、3の倍数でないことが多いのでそういった考え方は参考程度に留めましょう。

8: 易
8-13全体に言えますが、本文も時系列に書かれているので(しかもONE WORD ONLY)答えが書いてある場所を見つけやすいと思います。
内容的にbyの後は人が来ると予想できると思います。ただbyが〜そばにという場合に意外に気付けないことがあるので(私だけかもしれませんが)念頭に置いておきましょう。

9: 易
known as the なのでspecificな病名が入ることが分かると思います。

10: 難
limeと聞くと柑橘類を浮かんでしまうことや(実際は石灰)、nutmeg was covered with lime to make sure / there was no chance / (that) a fertile seed  which could be grown elsewhere / would leave the islands の文構造が少し難く、問題文がパラフレーズされていることに気づきにくいので、R7.0に人でもTest2や3のことを考えて急いでしますと間違ってしまうかもしれません。

nutmeg was covered with lime to make sure (that) there was no chance
ナツメグは石灰に覆われている / それにより必ず機会を失ってしまう

(that) a fertile seed / (which could be grown elsewhere) would leave the islands
肥沃な種が / (どこでも成長できうる) / 島を離れる(という機会を失う)

covered with lime → put lime on
no chance → avoid
grown → cultivated
outside the islands → leave the islands

11: 易
本文も問題文も island of のあとに冠詞がないことがさらに簡単にさせていると思います。
(初級者向け)本文がaでも問題文はthe(または逆)であることもよくあるので注意。

12: 中
本文は in Mauritius で問題文は to Mauritius であり、to の後には場所が来るとは限らない(経験上あまりない)ので、初級者の方は間違う人もいると思います。あとsmuggle(密輸する)が分かってsecretlyとの内容一致が取れるかどうかですね。

13: 易
冠詞のaがあるので分かりやすいかと思います。eruption だと an である必要がありますし、volcanic eruptionは内容的には間違ってはいないですが、2語になってしまうのでONE WORD ONLYであることを意識しておく必要があります。
(初級者向け)単語数の制約がなければ答えが二つある場合もよくあります。また同じ単語数で答えが二つある(どちらでも良い)場合も稀にあります。そう思ってもどちらかは違うんじゃないかと思って時間をかけてしまうのはあるあるですね・・・。

私の解答結果

2021年9月26日・・・13問中13問正解, 正解率100%
2020年9月頃・・・13問中11問正解, 正解率85%(間違い箇所は 10と12)

となります。

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