祝!推しなウクライナの靴下メーカーDodo Socksが、なんと日本国内で正式発売開始!
ウクライナ リヴィウに本拠を置く靴下・服飾メーカーDodoSocksの製品が、なんと日本でも正式発売開始になった。先行で高知と埼玉のクリスマスマーケットで販売されることになったので、最終日の12月23日にようやく訪問。(ちなみに国内代理店からのネット通販も可)
私はこれまでも同社の靴下を何度もネットで注文し、はるばるウクライナからお取り寄せ——いつの間にか自分用だけで今のところ30足以上もあり、フォーマルな服装をするとき以外の靴下はだいたいDodoSocksのウクライナ製靴下というスゴい状態になっている。
今までは購入にちょっと苦労したけど、これからは日本でも気軽に買えるようになるだけでなく、日本の代理店からネット通販で買えるようになるので、関心を持ってもらえた人に購入を勧めやすくなる。
さいたま新都心CocoonのDodoSocksブース
Dodo Socksに関しては、以下の代理店の説明を参照。
2023年も後わずかというときに、今までウクライナ語しかなかった私の個人的に推しな靴下屋さんDodo Socksに日本語のXアカウントができた……というビックリなことが(実際に日本語の投稿をしているのは日本国内の代理店さんの方っぽい)。これから日本でも販売していくことになるのだという。
関東圏で年内の店頭販売は、さいたま新都心のCocoon Cityで12/21〜23——若干離れた場所にあるのだけど、せっかくなので最終日に足を伸ばしてみた。
今までネット経由の英語だったが(ウクライナ語は無理……)、お店の方と日本語で話をしてDodo Socksの買い物ができるのは不思議な感じ。でも周囲への紹介は段違いでしやすくなった。是非とも私だけでなく、日本でも多くのファンを獲得してもらいたいと願っている。
一目見て気に入った、“闘う”カワイイ靴下屋さん
上の写真が、ウクライナからはじめて私がお取り寄せした靴下たち。左側に並べられたハーフソックスの『ウクライナ・レジリエンス』セットをSNSで見かけ、ビックリした。可愛い図柄で抵抗のシンボルが描かれており、これは是非とも手に入れなくてはと。
詳しくない方に簡単に説明——上段 左から空爆を耐えた鶏型陶器、開戦直前に市民が用意していた火炎瓶、キーウ防御のために設置されたバリケード
下段は左から 徹底抗戦そして奪還の象徴になったスネーク島の灯台、戦車を牽引するなどしてトラクターも抵抗の象徴に、最後は表彰されアイドルになった爆弾探知犬パトロンくん。
骸骨に向日葵の図柄はちょっと怖い話なので、興味ある方はこちらの記事を。
これに限らずDodo Socksはウクライナ支援用チャリティアイテムを多数販売し、United 24やCome Back Aliveといったウクライナ国内で信用度の高い団体へ寄付を継続——私も気に入った図柄をいくつも購入済。カワイイ図柄で人気が高いが、侵略戦争中に民間でできることを精一杯する闘う靴下屋さんでもある。
ネット経由でじわじわと高まる人気
日本の国内代理店がつくまでは、Dodo Socksサイト、もしくはEtsyショップで注文すれば、実はウクライナから日本まで国際宅配便で発送してくれた——発送のお知らせから1ヶ月くらいで同国西部の都市リヴィウから都内の自宅に届いていた。
最初にネットで発注を試したときはクレカが何故か使えずにトラブったが、noteでも情報発信をしているEpikaさんより「トラブったらEtsyを経由すれば注文可能」とTwitterで教えてもらい無事成功(感謝!)。
なお、彼女のサポートにより私を含む多くの日本人から注文が同社に押し寄せたらしく、公式Twitterアカウントでも『私たちの靴下が、今後日本の伝統衣装になるんじゃないか?』とジョークを投稿していた。
ウクライナは戦時中なため、前述のようなチャリティ用の社会派な図柄もあるが、一方で他とは一味違う鮮やかでポップ&キュートなデザインの靴下も多数。
私はすっかりファンになってDodo Socksから定期的に通販し、デフォの靴下はウクライナ製という状態に。私は吉祥寺のウクライナ料理レストランbabusya REYさんでも『ウクライナの靴下をいつも履いている人』と覚えられてしまっている模様。
最後に
よく靴下が派手だとか、変わったのばかり履いているので、どこで手に入れているんだ?とよく尋ねられる。自分も欲しいという知人が何人かいるが、やはりウクライナからのネット通販は敷居が高いと感じたようだ。
今回、ようやく正式に日本で販売開始され、ネット通販も日本の会社から可能になった。面白そうだと思った方は、是非とも一度試してほしい。
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