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式波アスカと式波オリジナル

式波アスカの幸せのカタチを考える時に、その生い立ちを無視することはできない思う。まず、事実関係を整理したい。 最初に、アスカの「パパはわからない、ママはいない」という台詞を考える。もしアスカが式波オリジナルのクローンだとするならば、パパもママも「いない」となるはず。台詞も「わたしはオリジナルのクローン」とでもなった方がしっくりくる。でもそうじゃないということは、羊のドリー的なクローンではないと思われる。【ここまでは事実】 【ここからは推測】 そうすると考えられるのは、ドナ

    • 式波アスカの幸せを考える。

      Twitter投稿のまとめ。式波・アスカ・ラングレー中心。 ふと思ったんだけど、「幼年期の終わり」でオーバーロードが地球人を知るためにひたすらに本を読むというシーンがある。 もしかしたら、マリも同じように「リリンではない何か」なのかもしれないなぁ、と。リリンにはDSSチョーカーは外せないはずだし。 7回目を観て改めて思いました。式波アスカは今でもシンジの事を好きなままです。 (理由1) 「私が先に大人になっちゃった」と言ってましたけど、過去の事として消化できているのなら、

      • マリエンド?

        4回目を観まして、改めて思ったんです。 「シン」はマリエンドとか言われてますけど、シンジ→マリはともかく、マリ→シンジは有り得ないと思います。 だってマリって実年齢(精神年齢)はユイさんと同じくらいですよ?シンジの母親の年齢ですよ? その目で見ると、マリのシンジを見る目って言うのは、あくまでも保護者視点と言うか、見護る立場だったんだなぁと実感します。 「しっかりしろ、男だろ!」 「君はよくやってるよ」 「どこにいても必ず迎えに行くから、待ってなよ」 そうすると、あのラス

        • エヴァとの真剣勝負。

          エヴァは挑戦である。作り手と観客の真剣勝負である。 なんでも容易なことが重視される昨今。コスパ第一主義が肩を切って歩き、早送りで映画を鑑賞するような社会。 そんな中でエヴァは、一瞬たりとも見逃せないフィルムの創りをしている。瞬きさえも躊躇われるような緊張感。脳をフル回転させ、全てを吸収せずにいられない。それは劇場に足を運んだ人々が皆、味わったことだろう。エンドテロップでさえ席を立つ人は皆無だ。 もちろん、世の中のエンターテイメントの全てがそうである必要はない。ながら見だ

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        • Evangelion
          6本

        記事

          古参兵が「シン」を観て思うこと/アスカ中心あーてぃくる。

          パラレルワールドってありますよね。SF設定御用達な。これ、根も葉もない事でもなくて、偉い学者さんが真剣に研究していることでもあるそうです。 平行宇宙(パラレルワールド)について詳しく理解しているわけではないし、触りしか知りませんが、基本的な概念は、「有り得ることは全て有り得る」と言うことだと理解しています。可能性が有るものは全て起こったこと、もしくはこれから起こる、と言うことです。 (単一宇宙のユニバースに対する、マルチバースという考え方だそうです) という考え方をベースに

          古参兵が「シン」を観て思うこと/アスカ中心あーてぃくる。

          惣流・アスカ・ラングレーを愛しています。(#ネタバレあり)

          惣流・アスカ・ラングレーが好きです。 初めて観た24歳のときから、もうじき50歳になろうとしている今でも。 この「好き」は、恋愛対象ではなく、親の愛情でもなく、憧れでもなく、庇護対象でもなく、ビジュアルでもなく、親愛でもなく。 私は彼女を「どう愛して」いたのかを改めて考えてみました。    私はPerfumeのファンです。ファンクラブにも入り、ライブがあればPerfume Tシャツを着て必ず参戦します。私のPerfumeに対する「好き」は、彼女らの歌だけではなく、ダンスだけで

          惣流・アスカ・ラングレーを愛しています。(#ネタバレあり)

          エヴァンゲリオンと私の25年半(ネタバレなし)

          ※この記事は2021年3月7日に自分の日記として書いた文章を加筆修正したものです。 エヴァンゲリオンが遂に完結する。   時に1995年。私はエヴァに出会ってしまった。 アニメーションは嫌いでは無かったが、特にアニメファンでもなかった私。当時は24歳の工学部大学院生だった。 忘れもしない10月4日水曜日。たまたま早く帰宅した私は、たまたま新聞のTV欄を見て、「(新)新世紀エヴァンゲリオン」を見付ける。これを虫の知らせと言うのだろうか。観なければいけない気がして、おも

          エヴァンゲリオンと私の25年半(ネタバレなし)