『運は人柄』 (著)鍋島雅治
突然ではあるが、人生に必要なものが才能・努力・運の3つだとしたとき、それぞれどれくらいの割合だろうか。
著書によると、以下のように定めている。
才能:努力:運=1:2:7
つまり、運が7割も占めている。
ここでいう運とは「人柄」、すなわち「コミュニケーション・スキル」であり、努力次第で高められる。上記で当てはめるなら、どれだけ才能や努力をしても「成功」に導けないってことになる。
では何故、著者は運が7割も占めているのかを漫画原作者(漫画のキャラクターとストーリーを考えることを生業としている)という立場で、
様々な漫画家と接している中で、成功している漫画家やそうでない人の違いはどこにあるのか。
また、著者がなぜ漫画原作者に至ったのか、「人柄」を高める方法などについて書かれている。
『運は人柄 誰もが気づいている人生好転のコツ』(著)鍋島雅治
【目次】
◎第1章 運は呼び込むもの
第2章 「運は人柄」と気づくまで
第3章 人柄を「上げる」メリット
第4章 運のよい漫画家たち
◎第5章 漫画のコツは生きるコツ
(※◎は個人的に良かった章です。)
学んだことを記していく。
●運の良さと根拠のない自信には相関関係がある
先述したように、運の良さとは人柄であり、人柄を高めるには「徳を積む」ことが近道である。基本的な挨拶やゴミ拾いなど。また、自分で「運が良い」と口癖にすることで、脳がそう認識してくれる可能性が高い。実際、科学的な根拠は知らないけど、言霊ってあるからね〜
根拠のない自信に関しては、花まる学習会の高濱先生の記事が参考になるかも。2つ目のリンクはNewsPicksの有料記事ですが、高濱さんの生い立ちはかなり面白いです。
●献身の気持ちを持つことの大切さ
2つ目が特に新しく気づけた。最近、オンラインサロンでの活動や有名SNSの方々のお手伝いをしていて、自発的に取り組んでいることがほとんど。
そのときの心構えを振り返ってみると、少なくとも「自分がやっているのに」という後ろめたい感情はない。
「自分がやっているのに」と思う背景には、相手からの何かしらの見返り、つまりTAKEを求めているんだなと腑に落ちた。完璧な人なんていないけど、そう思ってしまうことで、「人間関係」に支障をきたすってことね。
別記事で「献身の気持ち」について、別の切り口で書くかもしれません。
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今回は「本」なので、しるし書店に出店しました。もしご興味あればご購入ください!(前回の『具体と抽象』は電子書籍でした)
※しるし、書き込みの一部紹介
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