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編入試験体験記Vol.1

■はじめに

「自分の人生を一発逆転させたい」

そう思って河合塾KALS新大阪校(以下:KALS)に入学した。というのも、自分の高校3年間に青春だと感じるものは全くなく、中途半端に散ってしまったからである。

中学校の時、駅伝で数々の実績を出し、スポーツ推薦で高校に入学したものの、環境に慣れず度重なる怪我によって高校2年の冬に退部。当時の校長先生の配慮によって高校は在籍できたが、陸上を辞めてからの1年間は人生の濃度がとても薄かったように感じている。

また、受験勉強にも身が入らず、自分の年から倍率が高くなった近畿大学を受験したが失敗。今となっては自分なりに良い方向に解釈できるものの、当時はどんよりとしていた。

パンフレットて「編入制度」を知る

大学受験が終わってから浪人の道に進もうと思った矢先、偶々KALSからパンフレットが届いた。

“2年間で神戸大学に合格!”

それを目にした自分は、「これだ!」と直感で思った。しかし、「編入ってどういう仕組みなんだ? 2年間で本当に大学に行けるのか?」と疑心暗鬼になったため、説明会までに何度も電話で確かめてから親を説得。「国公立大学での編入」という条件付きで行くことができた。

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編入とは

大学3年次(一部は2年次)に入学すること。一般的には、高専を5年間通っていた人が理系の大学に入学していることが多い。また、海外では日本よりも編入を受け入れている大学が多い。

上記を除いた場合、いくつかのパターンがある。
●専門学校と予備校の併用

自分の場合、普段は大阪にあるKALSに通いながら、東京に在籍している短大を通信で取り、編入試験を受ける資格を手にした。

学校によっては、単位も編入試験の対策も出来るところもある。

●4年生大学に通いながら独学で勉強

一部編入試験を受ける人は、普段の授業で単位を取りながら独学で勉強していく。
予備校や専門学校に通いながら勉強している人たちと比較すると、周りに同じような人がいないため、モチベーションをどれだけ持続できるかがカギになる。

自分の年で独学で受かった人も数名います。

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話を戻そう。

「自分の人生を一発逆転させるために、2年間覚悟決めてやるしかない」

これは、2年間のKALSで色々感じた青春(?)を思い出しながら、つらつらと綴ったものである。

今まさにKALSで頑張っている後輩や編入を考えている人、あるいは編入について知りたい人に何かしらの価値を提供できたら嬉しい限りです。



目次

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■はじめに
■1年生編
その①
英語のテストで学年3番/授業についていくのに必死/簿記詰め込み/
その②
コラム①(肺気胸)/最初の期末テスト/
その③
英文法小テスト84点/ミクロ・マクロ/TOEIC爆発/コラムその②TOEICの勉強方法

■2年生編
授業増える/肺気胸再び
/4月あたりから1日の体感時間があっという間/
/広島大学編/神戸大学編/東北大学編
■あとがき

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