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扁平足 part1

✅Deep Learning!    ☝️Clinical Experiences!

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✅足部アーチ構造を保持する組織は骨などの静的支持組織、筋などの動的支持組織に分けられます。

 足部アーチの主な機能は

衝撃吸収機能

剛性を高めることで動作時の力の伝達効率を高める機能

です。扁平足には特に内側縦アーチの過剰低下が関わってきます。

 扁平足はシンスプリントや足底腱膜炎などを引き起こす要因になることもあります。

 バネ靭帯は底側踵舟靭帯の通称です。近年、バネ靭帯という名前とは裏腹にコラーゲン繊維で構成され、伸張性に乏しいことが報告されています(Mengiard  2016)。上内側繊維が最も幅が広く、重要な役割を果たします。

☝️クリニックで膝の痛みやACL損傷の術後などでリハビリが処方される10代の患者さんは“全員”と言っても過言ではないくらい扁平足であることが多いです。立位でarch height indexを用いて評価しても平均値を下回ることがほとんどです。運動連鎖から考えても扁平足と膝関節の障害は切っても切り離せないことを強く感じます。

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✅長足底靭帯は踵骨から第2−5中足骨頭に付着する足底腱膜のような形をした靭帯です。短足底靭帯は踵骨から立方骨に付着する短い靭帯です。踵骨や立方骨の動きを制御すると言われています。

 足底腱膜は外側・中央・内側の3つの繊維で構成されている強固な靭帯で、踵骨から第1−5基節骨に付着する中央繊維が主要な役割を果たします。

☝️扁平足でも足底腱膜が弛緩している場合と過緊張となっている場合を経験します。

過緊張

荷重による牽引力

踵骨棘の形成

という経験もあります。

 足底腱膜が緊張している場合、バネ靭帯の張力は増大しにくいですが、弛緩している場合にはバネ靭帯の張力が増大し、バネ靭帯自体が痛みを発することもあります。この場合は踵骨〜舟状骨にかけての走行部位で圧痛を認めることがあります。

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