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レコード屋とアマゾンとユニクロとコロナのマジな話


実店舗を持ったレコード屋というものは、ネットだけでレコードを売る店は違う呼び方をしてもらった方が良いほどにやっていることが違い、それはレコード屋に限らずだと思いますが、しかしつくづく実店舗とは余分なことをしていると思います。


MILITARY GENIUS 'DEEP WEB' LP

世間からは「好きなことしてるからいいね」と嫌味のひとつやふたつ言われるのは当然、実際それは「好きなこと」でそれを続けられている間は幸せなんだなと思い、さらにわたしは貧乏でも仕方がないのだよと思う。これが新譜や中古盤限らずほとんどこれまでのレコード屋を経営していた人の感覚で、たぶんハズしていないと思います(90年代後半から00年代中頃までの血迷ってバブって散った経営者除く。ただしそれも時代の犠牲者と僕は思ってしまうけど)。

なのにレコード屋は「あの店、ボッてる」と言われる職種ナンバーワン。「ボッてる」という言葉はレコード屋のために作られたのではないかと思う。でもそれって100円単位の話だよ。なんてこった...例えばガールフレンドとレコードどっち取るかと言われ彼女の前でレコード!と叫びとんでもない惨事になったことのある私でさえコレは1万円も高くつけてるぞと思うレコードになんて出会ったことなどありません。なのに世の中の不動産屋は100万単位で価格変えたとえしても世間から怒られることはありません。たぶん。むしろ「これ100万下げときます」と言われたものならなんて良い方なの💗とハンコすぐ押します。そもそもそれは提示された4,000万円じゃなく3,800万円のマンションでつまりまだ100万ボラれてるのだよ。我々より1万倍ボッてる。不思議です。


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