青い黒電話の経緯
黒電話が自宅に一機あります。
多分、使えると思っているので、
今もNTT有線につないだままです。
とはいっても、携帯の時代だから、
この固定電話には、
ほとんど、めったに、
世間から架かってはこない。
記憶では4年前の、
間違い電話が最後。
そう記憶している。
まさに、わが家に存在する
昭和に息絶えたはずの
貴重で珍品な
唯一の時代物のなのです。
ちなみに住んでいる家は、
小さいおんぼろなだけで、
なんの価値もないです。
そんな一坪弱の玄関の
かび臭い下駄箱の上に、
黒電話は鎮座しています。
この電話機、
幾年も架かってこないから、
壊れている懸念も考えました。
また、ニセ電話詐欺も
全くないから。
機械的な構造も機能も
ただ送受信するだけの
実にシンプルな造りの代物だから
下駄箱の上の、各110円の
ダイソーの花瓶と疑似花よりか
少しは見栄えがするかも。
存在価値は、唯一それだです。
して、下級国民の、
ささやかな満足感でもあります。
この黒電話は、わたくしの
精神的な唯一の宝物かも・・
金銭的にはネットで調べたら、
2000円±1000円。とほほ・
さて、この黒電話で
どういう心境になったのか
画にしようとなりました。
百円ショップで画材を
揃えました、
画用紙と色鉛筆。クレパスも。
描き始めたのは
午後の11時から、
描き終えたのは、
翌日の朝に近い
午前4時・・
それから3時間位寝て起きて、
ぼけーっと、
描いた絵を、まざまざとみました。
~青い黒電話~
自分としては、いい色彩が出た。
して、スケッチは、
写実でないデフォルトな表現。
買い手は無いと実感してるけど、
次の創作のごたえは
感じます。
ただし、絵は、
めったに描きません。
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