営業成績全社1位を獲得できた時、意識したポイントについて
ナカガミが営業で年間売り上げ全社1位になった時のポイントをご紹介します。
具体的にやったこと
土日に喫茶店で3時間「考える時間」を確保することで、平日の業務内容を見通していました。
①成果を出せる案件の重要度に合わせてGoogleカレンダーで色分けする。
②仕事で必要になりそうなスタックポイントを書き出し、対策を考える。
③考えた対策をメールで仕事用のアドレスに送付する。
こうした分業体制が、結果を出す基盤になっていました。
月曜日~金曜日は、完全なプレイヤーとしての業務(手を動かす仕事)
土曜日、日曜日は、監督として、戦略を練る時間(考える仕事)
やってみていただくとわかるのですが、一週間の密度が変わります。
商談アポ前日に種まきをする
前日に商談予定の企業の担当者にメールと電話をしていました。
・商談の流れと所要時間を伝える。
・予めアジェンダをつくり、ヒアリングしたい内容を告知する。
少し手間なのですが、上記をすることで本当に注力すべきアポイントなのかを判断することができてました。
自分を洗脳する
私が一番重要視しているスタンスがあります。
それは、夢中な人が最強。ということです。
自分をうまく洗脳(夢中に)できる状態にもっていっていました。
①自分が会社で一番営業が得意だと信じる。(天職だと錯覚させる)
②仕事に関係のないことは、意図的にやらないようにする。
(関係のない情報を遮断し、興味を持たないようにする)
自分のやっている作業に疑問を持つと、一気に頑張れなくなります。
視野狭窄・慢心な状態をあえてつくりましょう。
テレアポの極意
①社長と仲好し感 丁寧×カジュアルな言葉遣いで演出する。
②高級感 自信+真摯なスタンスで声を発する。
③コンサル感 成果につながる仮説を持ち電話をすること。
この3つを意識して仕事をしていました。
特に高級感は難しいのですが、前日に強めのお酒を飲むと声に上品な感じがでる事に気が付き、ウィスキーを常備するようになりました。
将来への投資を意識して仕事をする
業務をそのまま言われた通りにやるのではなく、自分の将来にとってプラスになる事=企みをもって仕事をすることが重要だと思っています。
私は子供のころから自分の本をこの世に出したいという夢がありました。
ただ営業をしているだけで本を出せる道筋を立てるのは難しいと考え、
2社目ではライティング業務ができるように広告に携わる仕事を選択しました。自分の個人的な将来の夢という企みがあったため、モチベーションを高く仕事をする事ができました。
仕事で給料をもらえる+将来への投資もできている。
これが最強です。
月に一度、自分なりの目標を作ってみる
モチベーションは、自分の欲求と直結していないと高くなりません。
KPIをただ追い続ける仕事になると、途中でダレてしまうことがあります。
私は毎月KPIと関係ない目標を設定していました。
・今月は部署で前例がない新商品の開発をする。
・アポ獲得数は、全社で1番をとる。
・尊敬する先輩と関われるセクターの大型契約を取る。
どんなことでもいいので、自分なりのワクワクする目標設定をしていきましょう。
最初の3ヵ月で印象に残る仕事を優先的にする
これは、入社初期にどれだけ頑張れるか、ということです。
新人なのに、誰よりも頑張っていた。という印象はコスパ最強です。
こういった印象は、その後社内で多くの味方を生み出すことになります。
最初の3か月間は、どんな事があろうと土日をすべて仕事に費やして成果を上げるべきと言っても過言ではないと思います。
1人で仕事をしても、絶対に大きな成果を上げることはできません。
だからこそ、印象に残りやすい最初の3か月で、良い印象に残る仕事(数字的にアピールしやすい業務)に優先的にとりかかり、環境づくりをしましょう。
結局イメージできるかがすべて
私が中学時代に美術部で学んだある経験をご紹介します。
私はスケッチが苦手で、最初は3ヵ月いくら描いてもうまくなりませんでした。
そこで「まず頭の中で描いてから、紙に描いてみる」という方法に変更したところ、先生から驚かれるほど上達スピードがあがりました。
事前に仮説を立てて、想像することができれば、どんな仕事でもうまくできるようになります。
最初は、遠回りや、無駄な時間に感じると思いますが、ぜひこの方法を実践して成果につなげていただきたいです。
以上、最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!
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