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エッセイ357.おまんは、誰じゃ(下)

昨日の続きになります。

たまに気持ちが落ち込んで、将来を悲観することがありますが、そんなときは、料理か園芸をやります。それでも気持ちが上がらなければ、布団敷いて寝ます。
それぐらい、料理や野菜作り(細々ですが)は、私には頓服薬です。

ア・・のつく厄介な訪問者については、お嫌いな人の方が多いと思いますので、昨日の続きは一番下に書きますね。

さて、この頃

おまんは、誰じゃ

と、少し困っていたのですが、トマト・ディル・風船かづら・パセリはわかりました。

ローズマリーと大葉はどれなのか。
これか、これかな。
目を寄り目にして見ていたら、今日 大葉がわかりました。
菱形の葉に、くっきりとした筋が出ているのが特徴だったのを思い出し、
多分、これだろうと思ったのです。


大葉はとても強くて、半日陰ですくすくと成長します。
育ってくると、買わなくて良いぐらい。
作りすぎると、馬に食わせるぐらいに増えます。


スタバカップの蓋をひっくり返したものも使います。
スポンジを、蓋のストローの穴に合わせて切り、種を植えます。
根っこが伸びてきたら、根っこを穴から垂らしてスポンジを穴にはめます。
これは、風船かづらです。スポンジはコバエのコロニーになりがちですし、アオコがびっしり生えるのも嫌なので、セラフィーを敷き詰めて隠してみました。

今のマンションは、ベランダからお隣の畑が見えるのを夫が気に入っていまして、「ここではグリーンカーテンはやらないで」と言われました。
グリーンカーテンでも、胡瓜やゴーヤ、パッションフルーツは立派にできますのでちょっと残念ですが、まあいいや。
この風船葛は、自分の仕事机の前が大きな曇りガラスの出窓なので、紐を段々にして横に張り渡し、頑張って巻きついてもらいたいです。
涼しそうな窓辺が作れるかしら。


猫の肉球は柔らかいですよね。猫を飼っていないお宅で、庭や花壇に猫が入ってくると嫌なので、それを防ぐためのものだそうです。
100均で買ってきました。
根っこが浅くて、回転の速いベビーリーフなどの容器にこれを置き、スポンジを載せて、出てきている根っこに ぎりぎり届く深さに液肥を張ります。
お茶用のバッグや、缶や、いろいろな機材を試してきましたが、これがうまくいくなら続けてみようと思います。


豆知識その2
アブラムシは暖かい間、女の子同士でシェアハウス。
ひたすらじーっと動かず、草花に取り憑いて、その汁を吸っては子供を増やし続けます。
しかし、越冬はしませんのでどうするか。
寒くなってくると、羽のある雄が産まれ来るのだそうです。そして、今まで胎生であったのが、パートナーを見つけて結婚し、今度は地中に卵を産みます。
古い土を消毒せずに、ふるいにかけて根っこをとったぐらいで再利用しますと、こういう卵が春先に孵り、地中でいろいろやってくれます。
数的にすごいのは、アブラムシと、カナブンですね。お子様方が古い土から幼虫を見つけ、「わ〜い」などと喜んで育てますが、大抵カナブンですので、がっかりしませんように。アブラムシはいつのまにかまた増えますし、カナブンも嫌だし(大葉などは一夜で丸坊主になります)、あと、根切虫というのも出てきて、これは密かに植物の根に悪さをします。あと! もうキャベツや白菜はやらないからいいのですが、夜盗虫というのがまた、すごく嫌らしいやつです。
こうしてみると、自然の状態で外で野菜を育てると、虫害とは無縁でいられないのがよくわかりますし、逆に、一つも虫食いのない市販の野菜は、んんまあ、それだけ農薬を使っているのかな、などと思わないでもないです。

野菜については、今日はこの辺にいたします。

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