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エッセイその101.野菜作り(5)水耕栽培に新人


上の写真ですが、2019年の春です。
種子用に残した大根と蕪から立派に種ができましたので、
よっこらしょと抜いたところです。
全国的にはわかりませんが、愛知県では大根を抜くことを
「大根を漕ぐ」と言います。
上に引っ張っただけでは抜けませんので、
前へ後ろへと、加減しながら引き抜く様子が、
手漕ぎの和船を漕いでいるようだからのようです。



今日は水耕栽培の中間報告です。


数年前の種を水に浸けてみた蔓性スナップエンドウですが、
1つを除いて、みな、水に溶けました。
検索したら、寒い時は水に漬ける、暖かいときは土に、だそうです。
溶けてしまった種よ、ごめんね。
一つだけ発芽したのは、こんな感じになりました。

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ますます熱心に、何事かを祈願しているようですが、
スポンジを持ち上げると、5センチぐらいも根が伸びていますので、
そろそろシリカとハイドロボールを敷いたハイポニカ水の中に移し、
外の支柱の側に置いてやろうと思います。
スナップエンドウよ、存分に支柱に巻きつくがよいでしょう。


スーパーで買ってきたクレソンです。
左上から時計回りに・・
お茶パックに ハイドロボールを入れて水に漬けてみたところ。
へなへな〜となっていましたが、翌日にはしゃっきりしました。
もともと、清流に育つセリとかミツバとかワサビの仲間なので、
ハイドロボールは不要かと思い、そのあと、出してしまいました。
そして横向きに倒れるので、ケースにぐるぐる紐を渡し、
立てるように生けて、ハイポニカを入れました。
アルミホイルは遮光のためです。

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そしたら後日、「クレソンは横へ伸びていく」という教えを読み、
自然に逆らわせて悪かったと思って、浅いザルに移しました。
なんとなく嬉しそうに見えます。
一本を取ろうとすると、絡まり合って他のがついて来て困っていましたが、
考えてみたら、上から切って食べるのですし、
挿枝にするのは水に浸かっている下の方なので、上から切ればいいだけでした。
今はのびのびと寝そべり、絡みながら伸びていっています。
クレソン大好きな旦那弁当に初登場です。

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エビと半熟卵と枝豆のサラダ・ソーセージとパスタと五目豆のトマト煮
椎茸の挽肉詰オーブン焼き・クレソン・きゅうりの糠漬け
レンチン茄子・ミニトマト


さすが今年買っただけあって、発芽率のよいフリルレタスです。

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今年仕入れた蔓無しスナップエンドウは、
卵の容器を二重にして最初からハイドロボールに埋め込みました。
上のパックには根っこの出る穴を開け、下には水が満たしてあります。
庭への出入り口付近においてありますが、旦那が蹴っ飛ばしたりすると、
大変な惨状になり、しかも大喧嘩になると思うので、警告しておきました。

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サラダミックスです。
かけてあるティッシュを破ってどんどん伸びてきます。
時間差をつけて続けて種まきをすると、途切れなく食べられそうです。

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目視で確認しにくいですが、バジルも次々と発芽しています。

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ルッコラが一番頑張っています。
もう、栽培用にハイポニカとハイドロボールに移してあります。

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新顔です。
なんと、りんごを食べていたら、芯の中の種が発芽していたのを発見。
盆栽みたいに、小さなりんごの木になると嬉しいです。

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アボカドは、水に浸けて1日で割れ目が入りますが、そこからが長いです。
にんじんは、レースのような繊細な長い葉っぱが出ます。
冷蔵庫で静かに根っこを出していた玉ねぎ。
大きめに切って、液肥とともに育て始めました。
こんな形になっちゃって、このあとどうするつもりなんだろう。
予想では、ニンニクみたいな形で、三つぐらいミニ玉ねぎができるのでは。
気になりますね〜!

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