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Foodies!その28.途中も好きだったの巻

コロナの時代がこんなにも長く続き、
今年ほど、家にじっとしていたことはありません。

お金を遣わないのは  最初は新鮮でしたが、
私が買っていたもの、消費していたもの その全て。
買わなく、しなくなっている、ということは、
作り出す側の人は本当に大変です。

気づいたこともいろいろあります。
9ヶ月、10ヶ月会わなくても大丈夫だった人は、
自分にとってどんな人だったのだろう。

また、しなくなっても そこまで辛くなかったこと。
やっぱり、それは自分に、どういう意味があったのだろうとか。

長女がギリギリのタイミングで就職して家を離れ、
今年の2月から3人家族になりました。
一人で観光地に住んでいますので、
泊めてもらって、歩き回れるかなとか思っていましたが、
コロナのために、まあ、会いたくてもほとんど、会えていません。

離れたところに住む高齢の両親や家族、友達にも会えません。
それはみなさんも同じですよね.

インドやイギリスに住む生徒のご両親が、
何人も亡くなってしまい、みなさんの嘆きは一通りではありません。
我が家の次女も、会っていた友人が濃厚感染者であった、
ということが持ち上がり、10日間、私の教室へ隔離しました。

本当にコロナ感染は、他人事ではないと感じられます。


一方、リモートワークとなって、家にいるのが普通になった夫とは
意外にあまり喧嘩もせず、逆に洗濯とか布団の上げ下ろしなど、
丸投げにすることになったり、私はかなり楽をしています。

換気と感染対策の良い馴染みのお店で  たまに外食をしたり。
ときどき肥満対策に散歩をしていて、話す量も増えました。
今年、夫婦でこんなに一緒にいることになろうとは
コロナ時代の始まりには、思いもしませんでした。


さて、家にいる私は、かなりの時間、台所にずっとこもっています。
特に水曜日は、生協が1週間分の食料を配達してくれますので、
なんとかしないと冷蔵庫に収まりません。

切って茹でたり、干したり、小分けにして冷凍にしたり。
半分ぐらいまで調理したり、漬け込んだり、
いろいろやることがあります。

4時間ぐらい、ごそごそしていますと、
引き戸一枚を隔てた居間で大学の講義を受けている次女が、

おかん、何やってんの?

とたまに訊いてきますが、一言で言えなかったりします。

「うん、まあ、いろいろ」と答えるしかありません。

普通のパンを焼きながら、低糖質パンを焼く準備をし、
かたわら、大量の大根おろしをすって、小分けにして冷凍。
買いすぎた長ネギを、みじん切りにして冷凍。
生姜も摺り下ろして冷凍。
何をしている、と名付けられないような隙間仕事もたくさんあります。
(冷凍庫を買って幸せ、という話はまた今度させてください)

私は普段、iPadと一緒に家の中を移動して歩いているのですが、
台所には台所用のキーボードがあって、そっちを使っています。
良い方のMagic Keyboardは、もったいないので、台所には持ち込みません。
台所での掃除や片付け、料理の間も、ふと検索したくなることが多く、
キーボードは必須ですが、油や水やで、どうしても汚れてしまいますので。

そして、料理をしながらちょこちょこ写真を撮ります。
作っている途中の写真が撮りたくなるのです。

パン種が発酵しなかったときや、
クラウド・ブレッドが、膨らんでからぺちゃんこになったときや、
同じ肉でも、グリルとローストでは縮み具合はどうなるかとか、
あとで考えたくなるので、写真を撮る習慣がつきました。

また、作っている途中の写真て、とても面白いんですよね。
いつか、作りかけの料理の写真でカレンダーを作りたいです。

そんな写真をここに載せて、おしまいにしますね。

おいしいりんごを煮るのは痛恨事ですが、
古いりんごでは美味しくできないりんごパイです。👇

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ふくろうの赤ちゃんじゃなくて、固く泡立てたメレンゲ。
こんなに上手くいったのに、途中はハンバーガーバンズぐらいに膨らんだのに、出来上がった途端、チャパティぐらいにぺっちゃんこになったクラウドブレッドです。(以下の3枚)

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多分、ヘルシオの「ウォーターオーブン」設定がいけなかったのかなと思い、
翌日、普通のオーブン設定でやったら、3倍ぐらいには膨らみました。
レシピに載っているぐらいふっくら焼くにはどうすればいいのかな。

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次女の好きな手ごねバンズで明太子マヨバーガーの作り置き。

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大きい竹の集合材のまな板を買ったら、ちょっと置きのくぼみあり。
裏は四角い大きいくぼみが2個です。
あちこち移さずに、切り続けられて便利です。👇

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適当に切ってオリーブオイルをまぶして、塩胡椒でオーブン焼き。
主菜のできるまでに適当に仕上がるのですごく楽なベジ・ロースト。

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糖質制限中なので、カスタードクリームや果物を煮るときは、ラカントS。
でもパイ皮は小麦粉でしょう? と訊かれても、聞こえなかったふり。

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干すと一段と風味の上がるキノコ類。
糠漬けのきゅうりも干します。食感はきゅうりのQちゃんになり、糠床の余計な水分も吸ってくれるので、助かります。

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糖質制限は、ちゃんとしないと身体に悪そうなので、本も読みました。
カロリーということを言わず、良い脂質を摂ることを推奨していまして、
マヨネーズ・バター・卵などはおすすめ食品になっています。
チーズケーキは型1こに小麦粉大3だけですので、よく作ります。
これは上辺を徹底的に焦がす、バスクチーズケーキ。
卵は半熟・温玉・味玉、と一気に作ったりします。

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発酵チームの合宿状態です。
手前の小さい瓶が、塩すだち。
時計回りに、すだち塩麹、基本のコンブチャ、
二次発酵のバナナ生姜コンブチャ、毎食欠かせない糠漬けの糠床です。


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冷凍卵は独特の食感になります。
少し溶かして、つるっと剥いて、目玉焼きにするとまとまりもよし。
凍っているうちに黄身をふたつに切ると、不思議な双子目玉焼きになります。



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インスタントポットで飴色玉ねぎをたっぷり作りました。
油も飛ばず、ついてなくてもいいので、本当に楽です。

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3L 鍋いっぱいの玉ねぎとバター半箱が3分の1に。
食べるのがもったいないほどの出来具合。
でももちろん食べます。



今日は以上です。
読んでいただいてありがとうございました。

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