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日本語教師日記95.サマータイムとアメリカ

私の生徒たちのうち、日本に住んでいる人はたったの5人です。
生徒宅やオフィスに自分の脚でトコトコ歩いて行っていたのは2011年まで。
以降は名古屋でずっと細々とオンラインで教えていましたが、コロナの時代の到来により、生徒数が増えました。

日本在住の5人を除くと、デイライト・セイビングを採用していない国は一つだけでした。

時差とサマータイムの両方があっても楽なのは、時差1時間の香港、季節により、時差3〜4時間であるNZかオーストラリア。あとはフランスの7時間でした。

ややこしいのが国土の広いアメリカで、同じ国で6つの違う時間帯があります。

検索してみました。

「アメリカ国内の時差は東のニューヨークから西のハワイまで、6時間もあります。

タイムゾーンも合計6つあり、東側から順に以下の通りです。
「東部時間(Eastern Standard Time)」
「中部時間(Central Standard Time)」
「山岳部時間(Mountain Standard Time)」
「太平洋時間(Pacific Standard Time)」
「アラスカ時間(Alaska Standard Time)」
「ハワイ時間(Hawaii Standard Time)」」


6つもあるとは、最近まではっきりとは認識していませんでしたが、
このうち私に関係のあるのが「東部時間・中部時間・太平洋時間」です。

私の使っている「タイムスクローラー」というアプリでは、時間を進めたり遅らせたりしていると、左側の丸の色が変わります。
緑が中心に近づくと、お互いに無理のない時間帯なのです。



現在の生徒たちの地域と日本との時間の関係です。

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私はだいたい、午前7時から仕事をするのですが、
アメリカ在住の人たちとは、こんなスケジュールになります。
(デイライトセイビングの終わった11月7日からのもの。

教師           生徒
7:00am    前日の 14:00
8:00am    前日の 15:00
8:00 am   前日の 17:00
11:00am   前日の 21:00
12:00am   前日の 19:00
22:00pm  同日の   8:00

 大体の人が、私の迎えている日の その前日の、
午後から夜にかけてレッスンを受けています。
一人だけは 、同じ日の朝、私にとっての午後10時から始めています。

サマータイムの終わる時と、翌年の3月の第一日曜日にまた始まる時は、
一人一人と時間調整をするのが大変です。
そのまま1時間遅らせたり進めたりの人ばかりならいいのですが、
朝から夜へ、夜だったのが朝へと、時間を変えたいということは普通によくあります。
たまに、とんでもない早い時間・遅い時間になったりして、焦ります。

アメリカの人たちは、ある日を境に時計を1時間進めたり遅らせるのですが、
こちらはリアルに、起きたり寝たりする時間に変更が生じます。
また時間を変えたい人たちのレッスン時間が前後していると、
どちらかの希望に添えないこともままあります。

私はもともと、アメリカの何州がどっち海岸にあるのかとか、
それがそもそもよくわからないのに、
新しい生徒さんがアメリカにできるたび、
あなたの時間は東部ですか、中部ですか、太平洋ですか?
と確認を取ることになります。
そういうことが苦手なので、緊張します。

そこで提案ですがジョーさん、ジョー・バイデンさん。

デイライト・セイビング、をおやめになることは検討の余地はありますか?

ありませんね、失礼しました。

オンライン日本語教師の皆さん、同じように右往左往されているのでしょうか。

ちょっと頭が混乱する事項です、デイライト・セイビング、。



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