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サイン本…そりゃ欲しくなる。

【兇人邸の殺人】今村昌弘さんの本、読みました。もうね、一気読みですよ。

本屋さんでサイン本が売っていたので、迷わず買いましたが、そもそもファンです。

シリーズ第3弾ですね。
このシリーズって、何シリーズって言うんですかね?
だいたいシリーズって主人公の名前からとるから、葉村譲シリーズといえばいいのか…

やっぱり推理小説が一番好きなんですが、悲しいかな最新は本を全然読めなくて、一回読まなくなると、本からますます遠ざかるという負のスパイラルを絶ちきるべく、本を意識的に読むようにしていました。

この兇人邸の殺人は、とにかく不気味で、早く結末を知って、すっきりたいという欲に負けて、ページを読み進めちゃった感じです。

秘密裏に人体実験をしていた組織が解体されて、その研究結果を巡って悲しい事件がどんどん起きていくシリーズです。

【何か怖い、何か不気味なもの】を相手にミステリーサークルの二人が事件を解きます。

最近本がなかなか読めない人も一気に読めちゃうと思いますよ。


シリーズものなので、兇人邸の殺人からいきなり読むと、【え、何言ってんの???】というところもちょこちょこ出てきますが、読んでなくても読んでしまう、力があります。

推理小説としても読めるし、悲劇あり、最後はそんな絶望からも少しの救いがあります。
絶対にお勧めですよ。

しかし、大学のミステリーサークルの部員2人が主人公何ですが、そもそも普通にミステリーサークルって存在するのか?

大学生の頃、ミステリーサークルは多分なかったよな…
何か怪しげな名前のサークルがあって、古代文明を解明するらしく、先輩から【あそこ、やばいよ】って聞いたけど、本当に何がやばいのか結局ミステリーのままだったな。

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