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2023/09/13 やっぱりプリントは大事です

8月に水族館で撮った写真を明日、某写真教室で見てもらいます。ということで、午前中にプリント。

当然、プリンターの性能にも関係してくるので、写真がダメでもプリンターが良ければ良いプリントになる場合もないとは言えないし、逆に写真が良くてもプリンターが安物だとせっかくの写真が台無しになることもあるとは思うけど・・・

まぁ、事務用ではなく写真用の、そこそこのプリンターを使えば良い写真は良いプリントに、ダメな写真はやっぱりダメなプリントに仕上がります。

残念なプリントになってしまう理由はプリンターだけでなく、仕上げ方にもあります。仕上げ方とは、画像ソフトによる調整です。

パソコンのモニターどおりにはプリントされないので、とにかくいったんプリントしてみないことには分かりません。モニターでは自己満足していた写真がプリントするとガッカリ、ということはしょっちゅうです。

プロの写真家でも、満足のいくプリントのためなら紙とインクを湯水のように使うという人もいるようです。ケチったら写真は上手くならないとおっしゃる先生もいます。逆に、自分のプリンターの癖が分かっていれば、ほんの数枚で思い通りに仕上がる、紙やインクを大量消費するのは単に腕が悪いのだとおっしゃる方もいます。

プロの先生方と比較するのはおこがましいですが、私はその中間。最高でも4、5枚プリントしてダメなら、その写真は元が悪いのだと諦めます。

さて、この写真は、3枚目でOKが出ました。OKを出したのは自分(笑)。顔の中央と羽のようにも見える"ひれ"のハイライトを上げて明るくしました。

次も同じような写真なので、1枚目の失敗を踏まえてプリント前に調整したら、いっぱつOK。OKを出したのはもちろん自分(笑)。

つづいて3枚目は、すでにカレンダー用にプリントしていたので大丈夫だろうと思い、そのままプリント。OK。

ちなみに、OKの基準ですが、パソコンのモニターとぴったり一致しているかどうかではなく、プリンターから出てきたものが自分として"まぁよし"と思えればOKを出します(笑)。こちらはカメラ内での多重露光です。

さて、講評会には5枚まで提出できます。自分の中の甘い基準でさえもオッケーを出せない写真でも、ダメな点を指摘してもらうのが講評会ですから、あと2枚は、ここ数日、急に興味を覚えたモノクロを見てもらうことにします。

天王洲アイルのモノクロ写真は撮影時にカメラをモノクロ設定にしましたが、水族館で撮ったものはカラー写真をパソコン内でLightroomを使って簡易的にモノクロ変換したものです。

本当のことを言うと、まずカラーのままでプリントしましたが、全くダメだったので、モノクロにして、なんとか救済できないかと考えたわけです。自分としては、なんとかOKとなりました。

2匹に見えるでしょうが、ほんとうは1匹です。右側の金魚は、水槽の壁面への写り込みです。いったん壁面に近づいたあと、離れようとしたところを捉えたので、こうなりました。残念なことに、右の写り込みの金魚はボケています。カメラ位置に気をつければもうちょっと鮮明に撮れるのではないかと思うので、次回の課題です。

さて、最後の5枚目。金魚ではなくナポレオンフィッシュです。金魚とは対照的に巨大で、地味な色をしているのでモノクロに適しています。こちらもカラーで撮影したものをパソコン内でモノクロ変換。

あら、顔だけだと、魚ではなく陸上の動物のようです。横目で、なんだか私の方が見られているような…。唇が魅力的。このあと、まさかのキス?それは無理。勘違いして顔面をガラスにぶつけないでね(笑)。

おっと、長々と書きましたが、要するに言いたいことは、(自分的に)OKの出せる写真かどうかは、パソコンのモニターで見ただけではだめ、プリントしてみないと分からない、ということです。

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