人のAO受験を手伝って感じたこと

個人的に他人のAO受験を手伝ったり文章添削したりということが多かったので軽くまとめます。

大学ごとに受験生に求める型が違う

そのままです。正直に言ってしまえばAO受験なんて大学が宝くじ買うようなものです。当たりかもしれないしハズレかも。でもハズレ引くのは嫌なのでちゃんと課題や面接で絞ります。そこでは学力というよりも感性や将来の夢などを基準にすることが多いですが、大学別に差異は大きいです。
大体の大学のAO受験生向けHPにはアドミッションポリシーが掲載されています。これに沿った人物像を求めているということを理解することからAO受験が始まります。アドミッションポリシーに沿った人物であることを説明、強調しながら個性や将来設計などで自我を出して大学にアピールすることが基本だと思います。
しかしながら、アドミッションポリシーに書いてない、明文化されていない基準があるのは否めないです。
例えばですが実績重視型があります。過去の実績を元に入学後即能力を発揮してくれる学生を優先的に取る、中途採用に近いものと思ってください。
逆に実績はあくまでその人の個性の一部であるとし大きな加点にはせずあくまで参考やこれからの成長の指標とする大学もあります。個人的に学習目標重視型と呼んでいます。中途採用に比べて新卒採用味が強いですね。
紹介した2つのタイプの見分け方について、予備校やAO塾で紹介されている体験談を読んでみると案外簡単に分かると思います。僕の在学しているSFCはどちらかと言えば感性や目標を重要視しそこへ至る計画や、将来設計の緻密さを対象に加点するイメージがあります。これ調べるには実際に通ってる人に聞くのが手っ取り早いのでTwitterで話しかけましょう。多くの人間は自分に興味を持ってもらえると嬉しいので案外応えてくれます。だってTwitterやってる時点で承認欲求のドレイなんだから。


面接について

基本全て同じじゃないかな。30〜50分くらいの多対一か、一対一の形式がほとんどだと思います。
いずれにせよ、自分の志望理由書に沿ったことを言えれば多少盛ってもいい。盛る力って才能で、違和感なく半分嘘になりかけのそれを繋ぐことが出来るのであれば面接練習なんて形を覚えるだけで平気です。
そんなこと出来ない人が大半なのでみんなは練習しよう。個人的には、どんな形式でも賢く見えるのは結論、至った理由、最後に主張のパターン。なんにでも満点の回答という訳には行かんけど大きなマイナスを避けられるので慎重なあなたに。俺みたいにウケを狙って大スべりするな。
あと面接はあくまで自分のを理解してもらうためではなく、相手に納得してもらうため行われていると理解しましょう。自己PRとか相手が求めてる形じゃなければプラスどころかマイナスだよ。アドミッションポリシーに沿って自分をビルドしよう。


興味分野について

正直、興味分野が学部で学べるカリキュラムと大きく外れてなければなんでもいけます。
しかし、興味分野は無いけどちょっとラッキーパンチ狙って実力より上の大学に入りたいあなた。
ラッキーパンチの確率をあげるには学部研究必須です。ホームページに書いてることはもちろん、設備など調べるべきことは多いですがやはり在学生より優れた情報源は無いです。Twitterでそれっぽいワード打って探しましょう。タダで使える最強のwikiです。質問例は知らない。だって俺やったことないし。他の人のnoteを見てください、すいません。

実績などについて

実績重視方の大学、学習目標重視型大学両方のAO受験において実績そのものでは勝負にならないと思っています。
強い言葉を使いましたが、実績そのものをアピールするのは効果がが無いか薄いかのどちらかということです。よほどのものでなければ実績そのものが判断材料になることはないと思います。実績を得た過程やその結果から何を学び、どう考え、今に至るのかを綿密に練り上げ話せば大きな加点が見込めますが短い面接の間で相手がそれを聞いてくれるとは限りませんので、実績を軸にした面接であれば誘導が必要になります。情報を小出しにして質問の矛先を自分の思い通りに動かせるのが理想ですがそんなに面接練習できるか怪しいので実績軸での面接はあまりお勧めしないです。運が絡むので。

最後に

色々書いたけど結局言いたいのは在校生へのパイプを作ろう。
Twitter最高!

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