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人生100年時代を1年間考えて見えてきた”新たな問い”

人生100年時代となるこれからの社会において、みんなと楽しく生きてたいと願っている、どうもビックヘルパーです。

有識者も専門家もメディアでも、これからは多様性ある社会になると言われています、そんな社会で100年間生きるために必要なこととは?多様性あふれる時代において楽しいと思える、幸せを実感できるのはどのような社会なのか?

そんな問いを抱いたまま1年間、今回のボソッとでnoteに365日連続で書き続けてきた結果、見えてきたものは何なのか?




”アート思考”がポイントだった


1年間、「人生100年をどう生きる?」という問いに対して、noteに書き続けるにあたって自分なりに大事にしてきたポイントがあります、それは様々な事象のことを考える際に、”アート思考”で考えてみようという試みでした。

もちろん、全てが”アート思考”で見つめることはできなかったかもしれませんが、この1年間、アート思考を繰り返した結果、「自分だけの思考」と「自分だけの答え」が見つかったのではないかと思っております。

『13歳からのアート思考』(著:末永幸歩)で「アート的なものの考え方」についてこう記載さております。

「アート思考」
下記の思考プロセスにより「自分だけの思考」で物事をみて「自分なりの答え」を作り出す方法

①「自分だけのものの見方」で世界を見つめ
②「自分なりの答え」を生み出し、
③それによって「新たな問い」を生み出す

『13歳からのアート思考』(著:末永幸歩)より


上記の思考方法を参考に、私が重視したアート思考の方法は・・・

①新しい問いを探す
②そして、構想する(妄想する)
③とりあえず、試す


と、書いてみたものの、1年間のnoteの内容を振り返ってみると、結局①の「新しい問いを探す」段階だけで終わっていることを改めて実感しました。


”新しい問いを探す旅”に出かけて思うこと


私は野球のパパコーチとして10年以上携わった経験から「子供と野球」というメセンを持って人生を楽しむ方法を数多くボソッとしてきました。

さらに、世界のニュースについて知らないことばかりであったのにも関わらず、妄想しながら自分の頭で国際情勢を見つめてみると、意外にも自分の中でも整理がつくことに気づけたことがあったので、多くのニュースをボソッとしてきました。

そしてたまには非科学的な話題や、海外ドラマや音楽といった趣味の段階でのボソッとさせていただきました。


そのようなメセンで365日連続でボソッとをした結果、私はこう思います、

「1年間とっても楽しかったな」

改めて思いました、

「あっ、新しい問いを探す旅こそ、人生100年時代で楽しく生きるための、ひとつの方法なんだな」


そして、見えてきた”新たな問い”


多様性のある社会の中で100年間生きる、そんな社会でみんなと楽しく生きていきたいという問いに対して、アート思考で見つめた結果、見えてきた”新たな問い”があります。それは・・・

【地球市民】というメセンを持ったとき、たくさんの”新たな問い”が見えてきた。


noteを365日間、毎日、人生100年時代を生きていくためのボソッとを書き続けて楽しかったなぁ、という個人的な感想はさきほど述べましたが、それはあくまでもミクロ的なレベル。

マクロ的な視点にたったとき、「いまの世界はどこに向かおうとしているのか?」という全く予測不可能な時代を迎えようとしていることを実感した1年でした。

力で相手をねじ伏せて大きな成果を目論むものたちが増しているこの時代、人類はこのまま進んでしまってもよいものなのか?

”力でねじ伏せることが大きな成果を生む”と考える世界的トレンドは、やがて『戦争の時代』に向かうのではないか?


『戦争の時代』が到来したら、人生100年時代をみんなで楽しく生きていくことなんてできるのだろうか?


そんな問いを自分なりに考えた結果、”新たな問い”、そう、【地球市民】というメセンを人類が持つべきなのではないか?では、そのメセンを持つためにはどうしたらよいのか?


答えは簡単、とっても身近な存在から、そして私たちにとって未知なる領域から、長く繁栄できるための絶対的なルールを教えてもらえればいいんです、そのルールとは・・・

”譲り合いができるのか?”

植物や虫、動物、土の中の土壌生物、そして宇宙から教えてもらった、この世にあるもの全てが守らなければならない”譲り合いができる”という絶対的なルールを踏まえれば、私たちの目指すものは・・・


”共進化”


この地球上では複数の種が互いに影響しあいながら、相互に進化していくことを共進化と言いますが、進化しなくても良いと私は思っています、人生100年時代を楽しく生きるための共進化とは・・・

「地球の全ての生き物たちみんなと共に進んで行く」


ヒトが”利他的生き物”になるための構想


私たちはヒトよりも遥かに進化している動植物が創り上げた社会から学ぶ、その社会を真似ても良いと思います。なぜなら、動植物たちは勝ち負けではなくて互いに対等につきあえるような社会を築いているから、まさに地球上では人間を除いて”利他的な生き物”だらけなのです。

だから、人類は地球上の生物たちとコミュニケーションをとれるようになったら、たくさんのことが学べるのではないかと私は思っていますが、いまの人類が創り出した技術では植物や動物、微生物たちの”物質を使ったコミュニケーション”を理解できるのはまだまだ先のことでしょう。


そこで、いますぐに私たちが地球上の生き物たちと”共進化”できる世界を築ける方法はないのか?その問いに対して何かしらヒントを与えてくれるお話をご紹介します。人類が平和になるために、言葉に頼らないコミュニケーションを創造する方法を模索する必要があるとおっしゃっている人類学者である山極壽一さんのお話を、以前のボソッとから再掲します。

山極壽一さん(人類学者)
「最後に私たちが未来を創る大きな方向性として、キーワードは"シェアリング(共有)"、そして”コモンズ(共有財)”。これを拡大していきましょうということを申し上げたいと思います。 」

NHK番組『NHKアカデミア』より

この世界の絶対的なルールである”みんなで助け合う社会”を築くために、私たちがいますぐできること、それは自由に集まってコミュニケーションをとれる場として「シェアリング(共有)」や「コモンズ(共有財)」を拡大させること。


”コモンズ”を拡大しながらお互いが共感を得られる場や時間を増やすことによって、ヒトも”利他的生き物”となれるのではないか?


これが私が1年間ボソッとしたことで、見えてきた”新たな問い”です。


最後に今後のボソッとについてですが、これまでの1年間のように”新しい問いを探す旅”を続けながら、もっと重視していきたいポイントがあります。

それは”構想する(もっと妄想する)”段階へとステップアップ、さらに”とりあえず、試す”段階まで引き上げられるように、引き続きnoteで試行錯誤しながらボソッとをしてきたいと思っております。

そのため、連続投稿は本日でいったん終了して、次の段階へステップアップできる方法を模索しながらnoteに投稿できればと思っております。引き続き今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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