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スラムダンクの映画を見て ※ネタバレの可能性あり

どうも。
片山建(かたやまけん)です。

12/3に公開された漫画・スラムダンクの新しい映画
「THE FIRST SLAM DUNK」見に行きました!!!

まだ見てない方で、楽しみにしている方もいると思いますので、
内容については特に詳細には書こうとは思いませんので、
これから見る人に向けて是非準備してほしいことを書きます。

映画を見た感想は、
・声優交代を感じさせない表現
・作者・井上雄彦先生の一貫性

を強く感じました。
公開前の評価は最低でしたが、公開後は前評判を覆す評価です。

見たからこそ感じます。
今までのスラムダンクであって、新しいスラムダンクでもある。
そんな感じでした。
さて、上記に書いた感想について触れます。

声優交代を感じさせない表現

湘北のスタメンメンバー、控え、監督、マネージャー、
ひいては桜木軍団、堀田軍団までも声優が交代しております。

あの声に慣れ親しんだ人にとっては、
受け入れがたい事実かもしれませんが、
映画を見ていて、声が気になるのは最初の5分程度。

なぜなら、バスケの試合そのものを見ているような感覚でした。

バスケ漫画特有の時間の使い方、キャラクターのカット、
アニメの合計放送時間と試合時間が合っていないなど、
漫画、アニメだから許されるところがありましたが、
今回の映画では全て解決しております。

観客の動き、セリフを言っているキャラクター以外のキャラクターの動き、
審判の動き、などなど。
挙げだしたらきりはないが、本当にバスケの試合そのもの!!!

スラムダンクを純粋なバスケとして楽しめる一面がありました。

作者・井上雄彦先生の一貫性

今回の映画は主人公が桜木花道ではありませんでした。
新キャラクターではなく、既存のキャラクターの1人が主役です。

「登場人物が生きていれば、その人物たちがストーリーを作っていく。」
井上雄彦先生の発言です。

この言葉の通りで、登場人物それぞれに細かい描写があったからこそ、
今回の映画は出来上がったものだと感じました。

それこそ、今回の映画で言うと、
単行本の番外編の読者からの質問に答える、的なコーナーで
述べていたことを2時間のストーリーに昇華させたように思いました。

それこそ前述した井上雄彦先生の発言に通じているのだと思いました。

最後に

いろいろ意見はありますが、私は原作を読み込んでから見ることをお勧めします。
もちろん見たことがない、方でも楽しめる内容だとは思いますが、
読者は対戦相手を見ればどの話なのか、すぐわかります。

映画では原作に忠実にオリジナルストーリーを付け加えているため、
細かい説明がありません。

だからこそ映画をより楽しむためにも、
原作を読んでおくことをおすすめします。

なんだか次回作を期待してしまう内容です。
是非拝見してみてください。

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