『a big cheese は「大きなチーズ」ではありません』 牧野高吉

【目次】

第1章 会話のキッカケを作る・会話を弾ませるフレーズ―仲間との会話や自己表現をする
第2章 ポジティブな気持ちを表すフレーズ―人を褒める、人を励ます
第3章 ネガティブな気持ちを表すフレーズ―人を叱る・非難する、困ったとき
第4章 ビジネスの場面で使えるフレーズ―会議の席や交渉のとき
第5章 カジュアルな場面で使えるフレーズ―友だちや家族との気楽な会話で

やさしい単語だけなのに、なぜか意味がわからない!ネイティブスピーカーが日常会話で頻繁に使う、日本人は誤解しやすい表現165。
(Amazon.co.jp 商品説明より)

【気になった箇所】

”本書の特長は2つあります。 1つは、易しい単語からなるフレーズが、なぜそのような「意味」になったか、そのフレーズが生まれた経緯、由来などを解説している点です。 もう1つは、各フレーズに例文をつけ、実際に使いこなせる場面を用意した点です。 学校での英語学習に 辟易 している方々や英会話の学習に挫折した方々に、「英語って本当は易しいんだ!」「英語って、面白そう!」ということを実感していただきたいと思います。本書が、ネイティブの感覚と表現豊かな英語力を身につけるための「縁の下の力持ち」になると確信しています。”

”英語の lie には「人をだまそうとする意図」があり、日本語の「嘘」よりも道徳的非難のニュアンスが強いので、使用する際には注意が必要です。”

”試験や試合などを間近に控えている人に、日本人なら「がんばれよ!」と奮起を促します。ところが、このような状況で、英語圏の人々は一般に、 Do your best! とは言わず、 Don't work too hard!「あまり無理するなよ!」「ほどほどにね!」と言って、相手をリラックスさせようとします。”

【感想】

タイトルから興味を持って、手に取った本です。

1フレーズを1ページで簡潔に説明していながら、各フレーズがどのような経緯で生まれたのかなどまで遡って説明されていて、面白く読むことができました。簡単な会話例が載っているのも良かったです。

タイトルの「a big cheese」の意味を知らない方や、こういったネイティブが使うちょっとしたフレーズに興味がある方に、オススメの一冊です。

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?