『コンサル一年目が学ぶこと』大石 哲之 (著)

【目次】

第1章 コンサル流話す技術(結論から話す Talk Straight 端的に話す 数字というロジックで語る 感情より論理を優先させる 相手に理解してもらえるように話す 相手のフォーマットに合わせる 相手の期待値を把握する 上司の期待値を超える)
第2章 コンサル流思考術(「考え方を考える」という考え方 ロジックツリーを使いこなす 雲雨傘 提案の基本 仮説思考 常に自分の意見をもって情報にあたる 本質を追及する思考)
第3章 コンサル流デスクワーク術(文書作成の基本、議事録書きをマスターする 最強パワポ資料作成術 エクセル、パワーポイントは、作成スピードが勝負 最終成果物から逆算して、作業プランをつくる コンサル流検索式読書術 仕事の速さを2倍速3倍速にする重点思考 プロジェクト管理ツール、課題管理表)
第4章 プロフェッショナル・ビジネスマインド(ヴァリューを出す 喋らないなら会議に出るな 「時間はお金」と認識する スピードと質を両立する コミットメント力を学ぶ 師匠を見つける フォロワーシップを発揮する プロフェッショナルのチームワーク)


本書は、社会人一年目からベテランまでのみなさんに、
普遍的に役立つスキルを身につけてもらいたい、
それも、一過性のものではなく、15年、20年と、
生き続けるスキルを身につけてもらいたいと思って書きました。

そこで、各界で活躍する元コンサルタントの方に取材をし
15年前の新人時代を思い出してもらうことにしました。
そして、新人時代に学んだことのなかで、
15年たっても記憶に残っていること、15年たっても役に立っていること、
つまり、職種・業界が変わっても通用し、また、リーダーの立場や
経営者の立場になっても通用していることを挙げてもらいました。

それこそが、 15年を経て磨かれ光り輝くようになった
ダイヤモンドの原石にあたるようなスキル・経験だからです。
(Amazon.co.jp 商品説明より)

【気になった箇所】

”まとめると、本書を読むことで、
・職業を問わず、業界を問わず、 15 年後にも役立つ普遍的なスキルを
・社会人一年目で学んだときの基礎的なレベルから
理解できるようになります。”

”「ビジネスをするうえでいちばん大事なものは何か?」
こう問われたら、あなたはどう答えますか?
《中略》
それは、「相手の期待を超え続けること」 です。”

”リーダーの提案を汲んで、リーダーがほしいと思っていること、リーダーが必要としていることを考えて、自主的に動く。
これが、フォロワーシップのある部下です。
  最初に提案をするのは、リーダーの役割。 その実現のために、率先して自主的に動くのがフォロワーシップ。”

【感想】

知人に勧められて読んだ本です。

私は新入社員ではないですが、新入社員に読んでもらいたいと思う本でした。組織の中で多くの人と連携しながら仕事を行っていく上で押さえておいたほうがよいことが、簡潔に書かれていると感じました。

社会人1年生の方、また、社会人1年生の教育係となる方は、読むことで気付きがあるのではないかと思います。

ぜひ、読んでみてください。

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