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東京の桜は満開だと気象庁は言うが

 ここ数年東京の桜は3月の中旬から下旬に咲いている。温暖化の影響で気温が以前より高くなったためかもしれないが今年は遅い。気象庁の開花予報も2回ほど変わったし開花宣言も花が4つだからまだなど日頃の予報はいい加減なくせに厳密にするなどボケた仕事ぶりのなかようやく開花したが咲き具合が良くない。開花宣言前に咲き始めた桜も多いのか同じ木でも咲いたものともう終わりが近いものが点在しているものが多く感じた。

 ここ10年ほど荒川沿いに咲く小松川千本桜を撮っている。家から自転車で20分ほどと気軽に行けるし千鳥ヶ淵や上野などメジャーな所に比べて人が多くなく落ちついて撮影ができる。中心部にある大島小松川公園の園内には多くの桜が点在している。休日は花見客で混んでいるが平日の午前中なら訪れる人はいるが短時間で入れ替わる程度だ。
ここは開花宣言より咲くのが遅いので少し経ってから行ってみたが咲いてはいるがまだまだという状況だった。
そして今日朝から行ってみると大島小松川公園から北側はだいぶ咲いてきたものが多く曇ってはいたが撮影開始。
1台はシグマの50mmF1.4,もう1台はニコンのAF-S70-200mmF4。後者は最短で1mまで寄れるしEDレンズだけでなくナノクリスタルコートになったことで光が弱い状況やフラットな時でもコントラストがあってメリハリのある絵が撮れるのでこういう少し暗い曇りの日でも助かるし軽いので使いやすい。

大島小松川公園から小松川橋までは満開に近いが木の全体に咲いているという
のは半数ぐらいか。                          
大半はこの種類のものが多く個人的にはあまり好きではない。
理由は花の近くに葉があり花の色に対して目立ちすぎる。  
葉が目立たない角度から撮影。背景に木々があるとぼかしても目立つので
望遠レンズで写らないように構図。                
残念だが実際に見るとこんなに多くは咲いていない。望遠レンズで背後との
距離を圧縮してあるように見せている。 


大島小松川公園から小松川橋までの北側は土手沿いに綺麗に咲いている。

  

都営新宿線のガードから南側の今日の状況。1本だけ咲いているが他はほんのわずか。この1本はいつも早く咲いてしまうので他が咲く頃には散り気味と撮る時にバランスが悪いのが悩みだ。この付近は例年遅いが多くが咲くのは日曜以降か?                              


南側は花が咲く位置が低いので広角レンズから撮れる。(画像は去年)


南側の写真を撮った背後には新川の桜が見える。ここも川の両側に桜が咲いているが電線があるうえに周囲には家やマンションがあるので桜だけをきれいに
撮るのは難しいが天気が良いとなかなか見ごたえのある風景だ。     

 以前は桜の咲く時期は入学式の前後だったがここ数年は卒業式の前後だったので桜との写真は撮れない新入生が多かったが今年は桜のなかでの入学式となりそうだ。ただし予報は曇りに傘マークと晴天の中で撮れるかは厳しそうだが予報の的中率は一桁と当てにならないので運が良ければ撮れるかもしれない。

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