忘れたくない日々
離島まであと1週間。
なんだか夜になると涼しくて、寂しくもなる。
秋の風が吹いてきた頃。
隣の部屋のりーちゃんと、これからみんな離れ離れになって生活するんだね、またいつ会えるか分かんないなんて寂しいね、って話をしてる。
夜な夜なそんな話をし出すから、余計寂しくなってくる。
島体験でみんなに会えたこと、同じシェアハウスで生活出来たこと、全てが一期一会で感謝すべきことだな~って思う。
1週間前から、離れ離れになることを想像しているのは早い気もするってりーちゃんに告げると、もう離島前はパッキングとか忘れ物の確認に必死だよと返ってきて、そうだねと2人で笑っていた(笑)
りーちゃんと過ごす夜は、いつも面白い。
(虫と格闘してみたり、仕事に追われて喚いたり、怒涛の日々に言葉を失ったり。。)
2人とも、はぁ~と疲れたため息を漏らしつつ、今日あった幸せな出来事や今の気持ちを語り合うのが日常化している。それもまた幸せ、、。
みんな将来に向けて、次の行先に向けて迷ったり、決断したりする時期だけど、みんなそれぞれ自分らしく輝ける道に進めたらいいな。
今日は、3人で毎週恒例お手伝いサービスの草むしりに行ってきた。依頼主さんと色々話しながら草をむしっていたのだけど、"ここでの出来事は、幻だったんじゃないか”って本土に帰る度に思うと言っていて、本土に戻ってしまったら、この3ヶ月は夢だったのではないかと思いそうで、凄く寂しく儚い気持ちになった。
たしかに、本土のように信号もコンビニも大きな建物はなにも無ければ、人も車通りもストレスになるほど多くない。
こんなにも快適な空間は、都会には無いと改めて感じさせる。
あ~、なんだか戻りたくないな、、。
ずっと幻でいいから、ここに居させて欲しい。
束の間の夏の記憶、忘れることなく留めておきたい。心の奥にしまっておけば、またいつか思い出して、ここへ足を運んで、懐かしむことが出来るかもしれない。
ここで出会った仲間たちとも、何かしらの縁や形で再会出来たら面白いな。
素敵なオーラを持つ人たち、優しさで溢れる人たち、ユーモアな人たち、生き生きとした人たち。
みんな魅力的で、思考だったり性格だったりが自分の一部とどこか似ていたりして、親近感が湧く。
あと1週間だけど、色んな人と悩み相談とか深い話が出来たらいいな。
それを実現できる1番の場所だと思うから、そういった面でも後悔なく過ごしたいな。。
夏最後の思い出を残しつつ、自分の中でケジメと決心をつけられる日々にしたい。
納得いく選択が出来ますように。
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