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SDGs アジェンダ12

持続可能な開発目標
12. つくる責任 つかう責任

Bicerinはイタリア・トリノ最古のカフェとして、イタリアの食文化を日本の皆様に御紹介するというミッションがあります。私達が提供しているフードサービス業界の中で昨今、特に話題になっている『フードロス』という問題が大きな話題になっています。
『フードロス』とは―それはまだまだ食べられる食材の廃棄による問題です。

農林水産省と環境省および消費者庁の調査によると、日本では、年間2,531万トンの食品廃棄物等が出されているそうです。このうち、まだ食べられるのに廃棄される食品『フードロス』は約600万トン。これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料援助量(2019年で年間約420万トン)の1.4倍に相当します。また、『フードロス』を国民一人当たりに換算すると"お茶腕約1杯分(約130g)の食べもの"が毎日捨てられている事になり、大切な資源の有効活用や環境負荷への配慮から食品ロスを減らすことが必要です。

今までのフードサービス業界や百貨店業界では、「売り切れ」を極力しないような在庫管理が求められてきました。しかしながらこれらは当然「売れ残り」による『フードロス』を招いてしまいます。数年前に節分の際の恵方巻の廃棄問題でも大変話題になったことを覚えてらっしゃる方も多いでしょう。そんな『フードロス』に関する問題に取り組むため、私達は「食材を無駄なく使い切る」「作りすぎない」「売り切れを恐れない」これらをテーマに
『フードロス』ゼロを目指して店舗運営をしています。

お客様の口に入るものを製造する責任として、安全第一を考えチョコレートや焼き菓子の賞味期限などに関しても、合成保存料などの食品添加物を使わない体に優しいレシピを保ちつつ、水分量などの調整により保存性の高いレシピでおいしく作る。品質管理を怠らずにこれらを両立していく事。
食を何よりも大切にするイタリアの文化を正しく伝えるためにも、Bicerinは小さいけれど大切なことに取り組み続けます。

【Bicerinが取り組むSDGs】


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