コモドオオトカゲの一般公開が待ち遠しすぎる。
ご存知の方も多いかと思いますが、名古屋市の東山動植物園にコモドオオトカゲが来園しました。一般公開についてはまだ8月下旬の予定としかアナウンスが無いのですが、今から楽しみです。
東山動植物園のyoutubeチャンネルでもいくつも動画が上がっています。
コモドオオトカゲと言えば、現生では世界最大のトカゲであることが有名ですが、近年では毒腺の存在が確認されるというニュースが印象深いです。そして先月には歯が鉄によって補強されているという新たな研究が報じられました。
こちらの動画では「単為生殖する」と紹介されています。返信で訂正されていますが、動画内で「最大の爬虫類」と紹介されているのは「最大のトカゲ」の誤りですね。
コモドオオトカゲの前回の動画です!
— WoWキツネザル🦸🏻♂️🌍🦸🏻♀️著書『絶滅体験レストラン』発売中 (@wowkitsunezaru_) July 9, 2021
この生態も面白い!
単為生殖のロマン!! pic.twitter.com/o3cSeh93sO
しかしこの動画だと、単為生殖メインのような印象を受けてしまいそうですが、ちょっとググったところコモドオオトカゲの単為生殖は2006年に報告されたばかりの現象で、東京ズーネットさんのXでも「ふだんは両性生殖」とされています。
紹介されたコモドオオトカゲの単為生殖。単為生殖はメスが単独でメスを産み、メスの子もメスを産み、地はメスで満ちたりというイメージですが、コモドは単為生殖でオスのコドモが誕生(ふだんは両生生殖)。ではオスの子はどうやって次世代を?→親子等で両性生殖を営み世代存続…の可能性があります。 https://t.co/1Un5S5QkO1
— 東京ズーネット[公式] (@TokyoZooNet_PR) May 12, 2020
そしてこれはデンバー動物園でコモドオオトカゲの卵が孵化する様子。この卵は単為生殖で生まれたものだそうです。今回東山に来園したタロウくんは雄なので単為生殖もできないのですが、いつかお嫁さんをもらって繁殖にも成功するといいなぁと思っています。
We’re #closedbutstillcaring and that means life goes on at the Zoo! Meet Malcom and Owen, who have come into the world as the result of parthenogenesis. That means these 🐉 are male, since in Komodos, two same chromosomes make a ♂️, & two different ones make a ♀️. Weird & cool! pic.twitter.com/4aEW0ywQcz
— Denver Zoo Conservation Alliance (@DenverZoo) April 24, 2020
子どもの頃、図鑑で見て以来、一度は見て見たい憧れの動物の一つでした。公開されたら必ず見に行こうと思います。
コモドオオトカゲはまだ非公開ですが、東山にはミズオオトカゲも飼育されています。ご興味があれば、その子の記事もご覧ください。コモドオオトカゲに会いに行く時は、この子にも挨拶していこうと思っています。
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