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聖書ってどんな本? Part5 : 1つの聖句で起こった大事件

前回は
聖書はペアで読む(聖書は聖書で解く)
という法則
をお伝えしました。


今日は
聖書の読み方を間違えたことで起こった大事件
について発信します。



こんなイメージ持っていませんか?

宗教と科学って対立するって認識ありませんか?
僕も聖書を学ぶ前は、
聖書には科学には合わないことが書かれていて、
現実離れしているなと思っていました。


宗教と科学の対立があるという認識は
実は、聖書の読み方の違いから起こった問題です。
「聖書の読み方」が本当に大切なわけです。



宗教 VS 科学という認識ができてしまった原因


この対立が生まれたのは今から3400年前に記述された聖句が原因でした。

‭‭ヨシュア記‬ ‭10‬:‭12‬-‭14‬
「主がアモリびとをイスラエルの人々にわたされた日に、ヨシュアはイスラエルの人々の前で主にむかって言った、 「日よ、ギベオンの上にとどまれ、 月よ、アヤロンの谷にやすらえ」。 民がその敵を撃ち破るまで、 日はとどまり、 月は動かなかった。 これはヤシャルの書にしるされているではないか。日が天の中空にとどまって、急いで没しなかったこと、おおよそ一日であった。 これより先にも、あとにも、主がこのように人の言葉を聞きいれられた日は一日もなかった。主がイスラエルのために戦われたからである。」

引用元:YouVersion

この聖句はヨシュアという旧約聖書の人物が神様に祈ったことで
動いている太陽が止まったという奇跡の話です。


この聖句によって
ガリレオガリレイが地動説を提唱した時に
彼が通っていた教会から宗教裁判にかけられて、
彼は軟禁状態になります。


宗教裁判では、
聖書には「太陽が動いている」と書かれているのに
ガリレオは
「太陽は動いておらず、地球が太陽の周りを動いている」
主張していると訴えました。


しかし
実際に正しかったのは、
ガリレオが言った通り、
太陽の周りを地球が回っている
という地動説でした。



聖書が間違っているのか?

先ほどのイザヤ書34章16節を見てもらえば分かると思うのですが、
聖書は完全であり、欠けているところがない
と書いていました。
つまり、聖書も間違ってないんです。


じゃあ何が間違っているか?それが「読み方」です。
実際どう読むのかについてはまた機会があったら書きたいと思います。


実際、ローマ教皇は1992年10月31日に、地動説を認めています。
(正確には350年前の地動説を唱えたガリレオを異端視した裁判が間違えだったと認めてます。)
引用元:時事ドットコム


それではまた次回!

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