見出し画像

New | 2023-05-15

転職して8日が経過しました。前職ではフルリモートだったので、家でハンモックに揺られながらポとポチと仕事をしていたのですが、転職して最初くらいは身体を慣らすかということで現状出社を選択しており、通勤−8時間の勤務−退勤×5日間というのを先週久々に経験して痺れるほど疲れました。何が疲れるって、周りに人がいる自宅ではない環境で8時間過ごすというその緊張感と、SNSを見られない研修時間という組み合わせで、世の中何が起きているのかさっぱり分からなくなりますし、心身ともに緊張しているのが耐え難いです。人間は、環境、人間関係、時間の使い方が変わると大きく変わると言われておりますが、5月に入ってからはその3つがまさに変わり、生活時間も朝型になりましたし、職場環境も変わりましたし、人間関係もめちゃくちゃになりました。今度の会社は自己理解、他者理解、社内コミュニケーションを重視しており、自己紹介を重んじる社風なので、入社して半年間に少なくとも半数の社員とコミュニケーションを取りましょう、というのを奨励しており、キノコもその奨励に従い積極的にコミュニケーションを取っているところです。明日は200人を超える人間を前に自己紹介パフォーマンスを行うのですが、半笑い、失笑、喝采、といった反応を受けつつ、キノコというアイデンティティが変化していくのを感じられるのではないかと期待しております。新しいアイデンティティは身バレになるので書きませんが、まあまあキノコというものを象徴していると思うので気に入ってはおります。

新しい環境といえば、先日ようやくオープン1ヶ月後に話題の新宿歌舞伎町タワーに行ってまいりました。とはいえ、行ったのは地下1−4F部分にあるZero Tokyoというクラブスペースだけで、ジェンダーレストイレやフードコートには行っていないため、その辺は気が向いたらまた行こうかなと思います。さてそのZero Tokyoですが、3つほどのラウンジと大きなホールから構成されており、メインのZホールは新木場にあったagehaにも勝るとも劣らない広さと音響設備で、なにより高精細なスクリーンが印象的でした。イベント後にVJの人が、何か今回のVJイマイチだったよねと書いておられましたが、イマイチでもなおあのクオリティなんだということに驚きました。クラブにはあまり視覚的な刺激は求めていないタイプだったのですが、SNS全盛の現代においてはイベントの告知にも感想にも画像や動画が付随することも多く、映える絵面というものが求められているという話を聞いて、なるほどやはりSNSは悪と思った次第です。ここが撮影ポイントですよ、と分かりやすく提示してあげるというのもイベント興行側の役目といえばそうなのかもしれませんが、感想の画像を見ると皆同じというのも面白くないのではと思ってしまうので、もっと訳の分からない世界になればいいのにと切に願っております。一方で、イベントの録画などが配信されるようになったのはいいことだなと思ったので、それはそれでもっと普及して欲しいと思います。現場にいる時にShazamでは分からなかったものを再度検索することもできますし、配信などでは視聴者がプレイリストを作ってフォローするということもしばしばあるので、後で好きなものを辿ることができるというのは素晴らしいことだと思います。

ここから先は

910字

¥ 200

この記事が参加している募集

自己紹介

九段下・Biblioteque de KINOKOはみなさんのご支援で成り立っているわけではなく、私たちの血のにじむような労働によってその費用がまかなわれています。サポートをよろしくお願いいたします。