見出し画像

愁訴 | daily

風邪をひいた時や体調が優れない時、何も楽しいことが起こらなそうな気がするのではないでしょうか。不定愁訴というと、気のせい、などと言われてしまいますが、これまでの多くの研究が示しているように、プラシーボ効果というものはありそうなわけで、気分によって体調が変化するというのは十分にありそうだと言えます。一方で、ワクチンの副反応などは、あるあると言われていると実際に反応している以上に症状が出るものなのかもしれません。まあよく分かりませんが。ようやく1回目のワクチン(ファイザー社製)を受けてきたのですが、熱が出るとか、ダルくなるとか言われていたものの、12時間経過したところで微痛くらいなので大丈夫そうな気がします。翌日以降に出るという話もあるので、明日はどうなっているか分かりません。何となくダルくなってきたような気もします。

ワクチンで微妙にダルいななどと思っている間に相場が大きく動いており、6日間で2000円ほど日経平均が上昇しており、大きな損失を被っております。まあ現物はロングなので相殺されるのかもしれませんが、そういう問題ではありません。それこそ相場などは気分によって張ってはいけないものなのですが、予感に従って当たった時の快感を一度でも味わうと死ぬまでやめられないという類のものなので恐らくこのまま死ぬまでやめられないのでしょう。

人生も半分過ぎてくると、微妙にダルい、何となく気分が優れない、という日も増えてくるため、こうした愁訴というものとどう向き合っていくのか、というのも人生を快適に過ごしていくためのテクニックとして必要なのではないかと思います。上手に老いるということでもあると思うのですが、年齢や体力気力に相応の生き方や出力のコントロールを学ぶということです。そんなことを考えつつ、与党総裁選などに名乗りを上げる人々を見ていると元気があるって大事だななどと思ってしまうのでした。

本の紹介です

Weeklyというのもあるよ。

dailyの方は文字通り日々気軽に読めそうなライトなものを、そしてWeeklyの方は有料というだけあって内容の充実ぶりはDailyの比ではありません。バック・ナンバーも100号を数え、どこから読んでも何かしら得るものがあるはずです。
というか、読んでないなんて信じられません。よろしくお願いいたします。
そして主宰うでパスタとキノコによる対談というかおしゃべりが聞ける特典付きです。


本日のBGM


九段下・Biblioteque de KINOKOはみなさんのご支援で成り立っているわけではなく、私たちの血のにじむような労働によってその費用がまかなわれています。サポートをよろしくお願いいたします。