慰めが必要な時に思い出したい聖書の言葉
聖書には、慰めという言葉がたくさん出てきます。人生には苦しみ・悲しみをもたらす出来事が多く起こり、誰もがいつかは慰めや励ましを必要とするからでしょう。
そして、具体的な慰めの言葉もたくさんありますので、「慰めが必要だ」と思う時には、ぜひ聖書を開いていただきたいです。
あらゆる慰めに満ちた神
聖書は、神が私たちを慰めたいと願う「慰めの神」であることを、何度も繰り返し語っています。
=「忍耐と慰めとの神」(ローマ15:5)
=「うちしおれている者を慰める神」(2コリント7:6)
=「わたしたちを愛し、恵みをもって永遠の慰めと確かな望みとを賜わるわたしたちの父なる神」(2テサロニケ2:16)
=「母がその子を慰めるように」慰める神(イザヤ66:13)
神は、私たちがどんな状況にいる時にも、それに応じた慰めを与えてくださいます。あらゆる場合において、あらゆる類いの慰めがあるのです。
その慰めは、人や出来事を使って送られることもあれば(2コリント7:6-7)、直接語りかけたり、聖書の言葉を通して(詩篇119:50)与えられることもあります。
私に慰めを与えてくれた、そんな言葉のいくつかを紹介します。
状況ごとの慰めの聖句
▶ 誰も気持ちを分かってくれない・・
(他にも:詩篇139:1-4、ヘブル2:18、ヘブル4:15)
▶ 心が傷つき、悲しい・・
▶ 孤独で寂しい・・
▶ 心配でしょうがない・・
▶ 思い通りにことが進まず、行き詰まっている・・
▶ 人と比べて落胆している・・
(他にも:1コリント12:14-22、1コリント1:26-29)
▶ 心が疲れた・・
▶ 誰からも愛されていないように感じる・・
神から受ける慰めによって、他を慰める
「あらゆる慰めに満ちた神」についての聖句は、次のように続きます。
私たちは、苦しみに会うたびに、そして神から慰めを受けるたびに、同じような苦しみにある人への理解が深まり、さまざまな慰めを知っていくので、それによって、苦しみの中にある他の人をよりよく助けられるようになります。
神からの慰めを受けた時には、ぜひ、この聖句のことも覚えていてください。