はじめに 近年の2Pickは「攻め重視」思考が必要になりつつある。これは、カードパワー全体が低かった時代の2Pickにおける「受け重視」思考とはだいぶ異なる考え方が必要となる。 カードプールに存在するカードパワーが、全体的に低かった時代の環境(以下近代環境)は、盤面をとにかく取り続け、相手からの攻撃手段を読み切り、いなして勝つという、いわゆる「受け重視」と呼ばれるような勝ち方が出来たことが特徴だ。これは、近代環境において、単体除去や範囲除去を持ちながら強力な盤面を形成でき
はじめに 皆さんこんにちは、Eeveeです。本記事では、ワーカープレイスメントを流行させるきっかけとなったボードゲームの名作、「アグリコラ」における負け方について説明していきたいと思います。勝ち方および点数の伸ばし方は様々な方が説明しているため、そちらを参照してください。今回はどのようなプレイングをすると負けるのか、という点にフォーカスして記事を書いていきます。以下、前提となるルールです。 〇追加スペースあり 〇10-7ドラフト 1.増員できるのに増員しない 増員進歩を
はじめに Eeveeです。EAA環境、いかがお過ごしでしょうか。 この環境は、ネクロマンサー(以下Nc)、ヴァンパイア(以下V)、ネメシス(以下Nm)を評価している人が多く、上位トップ3のリーダーは、人により差異はありますが、概ねこれらになっています。 各クラスは、共通してこれらの性質を持っています。 ①「スケルトンブレイカー(以下スケブレ)」「パルクールウルフ」「黒錆の下っ端」という、7T以降に大きな打点を出すことができるブロンズカードがあること ②「冥府の中尉(
はじめに こんにちは。Eeveeです。今回は、アディショナル前CDB期2Pickエルフについて記事にまとめました。少しでも参考になれば幸いです。 今期のエルフは、環境初期においてはほとんど強いとされていませんでした。理由としては、ネメシスやネクロマンサーの評価が高く、それら2リーダーの研究が盛んに進められてきたことにあります。 ネメシスにおいては、金虹に「奏絶の破壊・リーシェナ」や「ジェットパックガンナー」、「エンドレスワールド・オーキス」といった強力なフィニッシャー
はじめに こんにちは、Eeveeです。現代2Pick技術論というnoteを書いて1年以上が経過しました。この記事を書いて以降の2Pickはよりカードパワーが上がっています。もはやデッキに入っているカード1枚1枚の強さを最大限出すよりも、強いカードを早めに引いて強く使うほうが勝ちやすい環境へと変化していきました。私はもともとカードのバリューを考えてプレイを行っている人間のため、正直に言うと苦手な環境へと変化しています。 本題 先ほど述べたような、直近の2Pick環境に対して苦
はじめに Eeveeです。グリームニルおよび再誕のナーフが発表され、これまで苦手としていた進化ネクロの数の減少が見込まれることから、環境的に追い風になってくるであろうセッカエルフについて記事を書きます。是非、最後までご一読いただけると幸いです。 1.セッカエルフとは セッカエルフとは、瘴気の妖精姫・アリアの効果を利用しながら、場から離れたエルフ・フォロワーの数(以降セッカカウント)を稼ぎ、セッカによって大打点を出して一気にフィニッシュするというデッキコンセプトです。 D
こんにちは。Eeveeと申します。今回は、来たる12/19(日)に開催される、WGPサイドイベント2Pick大会に向けてのあれこれを書いていきます。必要最低限、抑えておくべきポイントを記しますので、是非ご一読ください! 過去にこんなnoteも書いております。2Pickを本格的に取り組んでいるけど、伸び悩んでいるという方は参考にしてください。 1.リーダー順位 最も重要なものです。(あくまでも個人主観が入っているものであることをご了承ください。) 1位 ヴァンパイア
「デッキは丸くしろ」 これはEeveeがまだEeveeとなる前、構築チームに入っていた時代にチームの仲間から言われた言葉です。今でもぼくの金言として心に刻んでいます。 Shadowverseに限らず、何にでも当てはまる言葉ですが、「個性」を出しても、というより、出せば出すほど、自身の成長はそこで止まりやすくなってしまいます。しかし、なぜ人は「個性」を出したがるのでしょうか。 それは、常に勝っているように見える人が「個性」を持っているように見えるからでしょう。しか
□Pick優先順位 ■金虹 アリア>ソーン>セッカ>アリサ>ゼノサジタリウス ■銀枠 ワンダーツリー1枚目>ルナール=陽光>ワンダーツリー>ブリーズエルフ ■銅枠 旋風のランサー1,2枚目>ウィンドフェアリー>フォレストフェアリー>先導者>ブルームドワーフ □6/2/2をどうやって通すかの勝負 →手札枚数の確保は至上命題 →いかに「手札を使わず」戦うか ■リソース確保しながら面処理 →ラクーン、5コススペル、捕食 ■主となるリソース源 →ワンダーツリー、先導者 〇
はじめにはじめましての方ははじめまして。Eeveeと申します。私は2Pickチーム「SYD」に所属するメンバーの一人で、そこでボードゲーム部の部長として活動させていただいております。2Pick、またはShadowverseを行っている人にぜひともボードゲームの魅力を伝えたく、この記事を書きました! 私がボードゲームアリーナ(以下BGA)でプレイすることのできるおすすめのボードゲームを4つ、各々のゲームについてどういったゲームであるか、またどのような面白さが詰まっているかに
本noteは下記の続きとなる。文中で用いられる言葉の定義については前編を参照いただきたい。 第3章 プレイ段階 Pick段階を終え、デッキの内容をしっかりと覚えたらいよいよ試合になる。分岐がほとんどないまま一方的な展開で勝つ・負ける試合もあるが、大体の試合では試合中に多くの分岐が発生し、自分や相手の取った選択肢によって試合内容が決まる。この内相手の取った選択肢についてはこちらからあまり干渉できないため、自分が100点に近い選択肢をいかに取り続けられるかについて日夜探求して
こんにちは。Eeveeです。本文が長くなるので前文は割愛させていただきます。これから、FOH期で提示されるエルフのカードを、低コストから順に1枚1枚、全てを紹介していきたいと思います。第3弾として、シルバー枠で出現するカードについて紹介していきます。以降、ブロンズカードについて執筆していきます。拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると幸いです。 1.クラッシュインセクトこのカードの最大バリューを発揮することが難しいですが、中間バリューであればいつでも発動できるため、非常に
こんにちは。Eeveeです。本文が長くなるので前文は割愛させていただきます。これから、FOH期で提示されるエルフのカードを、低コストから順に1枚1枚、全てを紹介していきたいと思います。第2弾として、ゴールド枠で出現するカードについて紹介していきます。以降、シルバーカード、ブロンズカードの順に執筆していきます。拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると幸いです。 ①神鉄圧練法上振れのみを見るのであれば強いです。ただし、このカードを強く使うためには、『クラッシュインセクト』が取
こんにちは。Eeveeです。本文が長くなるので前文は割愛させていただきます。これから、FOH期で提示されるエルフのカードを、低コストから順に1枚1枚、全てを紹介していきたいと思います。まずは第1弾として、レジェンド枠で出現するカードについて紹介していきます。以降、ゴールドカード、シルバーカード、ブロンズカードの順に執筆していきます。拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると幸いです。 ①幻想の妖精竜今期で追加された『フェアリーアサルト』により、自動進化として使えることが多い
初めまして。2Pickチーム「CTA」で活動をしております、Eeveeと申します。2Pickでの実績は皆無ですが、5/15現在、2Pickレート6期後半でのドラゴン使用時に7-1という記録を残しております。 そこで、今季の私の得意クラスであるドラゴンについて解説をしようと思います。 以下目次 1.今季のドラゴンの勝ち筋2.大まかなプラン立てとそれに伴う優先ピックカード3.ドラゴンを対面する際に特に気を付けるべきカード以下本題 1.今季のドラゴンの勝ち筋今季のドラゴンに