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「デザインの言語化 クライアントの要望にこたえる4つのステップ」を読んでみた

こんにちは、UIデザイナーのゴロ丸です。
なかなか学習に身が入らず、久々に勉強してます。ついでに読んだ本の記事でも書いちゃおうと思いまして、更新しております(笑)
タイトルにもあるように「デザインの言語化 クライアントの要望にこたえる4つのステップ」を読みまして、よかったところ簡単にまとめて感想でも書き留めてみました。
やっぱりデザイナーは言葉の魔術師だぁなと改めて思いましたわ。。。😅
情報設計の本はしんどくて、、、一応初見だけど記事読みたいと思っている方はこちらから読めます!

デザインコンセプトは大事だね

見出しにもあるようにやっぱりデザインコンセプトって大事だなと思いました。コンセプトさえあればあとはその軸に沿って進むだけなのでデザイン速度が上がるし、デザインもクライアントに説明しやすくなるとのこと。
本では、デザインの受託会社メインで話が進みますが、きたタスクに対してデザインするだけの作業系インハウスデザイナーにも当てはまるなぁと思いました。
社内できたタスクに対して自分なりにコンセプトをバッチリ決めてから作業に取り掛かれば、今までよりも作業速度が上がりそうだし、依頼主にこんな意図、コンセプトで作りました間で共有できればより良いコミュニケーションにもなりえそうですね。

コンセプトを作る技として、A&Bのようなコンセプトの作り方を紹介していました。
この作り方にも3種類の方があって、read&writeのような動詞型、soft&warmのような同義語型、hard&softのような対義語型を紹介されておりました。これはめちゃ使えそう!サービスのコンセプトを考えるとどうしても「〜〜な気持ちになるサービス」みたいな一文を考えてしまい今一ピンとこない時が個人的にあるので助かる。。。

デザインの意図を伝える

どのようなデザインを説明できるようにしておく、説明するときには必ず相手に伝わる言葉で説明する必要がある。
そのとき、結論を主観で述べ、その後に客観的事実から理由へと繋げるとクライアントに納得してもらいやすい説明ができるようです。
例えば、カードUIのコンポーネントの形を2案提案した場合だとこんな感じになるのでは?→「私はB案が良いと思う。なぜなら、今はデータからスマホSEを使用しているユーザーはこのサービスには少なく、この画面幅でデザインを見る可能性は低いため、B案ベースでデザインを進めて行った方が良いと思います。」といった感じですかね?👀 確かに「B案がいいと思う」「この画面幅でデザインを見る可能性は低いからBがいいと思う」のように事実だけ、主観の意見だけよりも納得してくれそう。。。

デザインの意図を伝えクライアントを納得させる方法

以下の方法であらかじめ自分の中でデザインを言語化しておくとクライアントが納得できるデザインの説明ができるみたい。

①色は知識とムードボードを掛け合わせておく。→これは特に真似したい。。。
②コンセプトのキーワードの由来や類義語からデザインを広げどうしてそのデザインにしたか言語化が簡単にできるようにしておく。
③みんなが知ってるメタファーからデザインを広げる。→このサービスの雰囲気ってこの雰囲気に似てませんか?って提案できるみたいだけど、正直めちゃめちゃリスク感じるから個人的にはあまり使いたくないかも。
④デザインから出る雰囲気を言語化してどのような共感をユーザーにもたらすか言語化しておく。
⑤デザインの綺麗に見えるセオリーやセオリーから外した部分をメモしておく。→デザインの意図あえて外した部分など説明できるとよく考えてくれたんだなって思ってくれそう。

クライアントの要望と自分の認識を合わせる

クライアントのこんな雰囲気にしたいと言われたときに、その雰囲気を写真つきで言語化しておくと認識が合うようです。
この方法も良さそうだけど、ここは私の経験的にはクライアントが表現したい雰囲気のサイトをいくつか持ってきてもらったり、逆にどんなふうにしたくないかをしっかりヒアリングすれば認識がズレることはなさそうな気がしました👀

他にもこんなことが書いてあったよ

他にも修正が発生した場合クライアントの意図をちゃんと汲み取って対応しようとか、修正案と逆提案を同時に行うとクライアントもに案比較できてデザインを選びやすい話が書いてあってなるほどな、確かに、となる機会が多い本でした!デザイナーなりたての頃に読んでたらもっと変わっただろうなと思いました🥲

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