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反応しない練習を読んでみた

反応しない練習

怒りっぽい私に彼氏が読んでみて欲しいと渡された本ですww
でも読んでみたらとても良かったので、自分用のメモとしてここに書き残しておこうと思う。

人生に苦はつきもの

「人生に苦はあって当然なもの」これは仏教の考え方で、諦めとも捉えられるが、本当はそうではない。
諦めではなく、「苦があるのは当然」と認識、理解することが重要。
そうすることでその苦に対してどのように不快に思う心を処理するかが描かれている本でした。

心は常に求めるもの

心というものは貪欲で常に何かを欲している。ネガティブな感情に振り回されないためには、まずはこれに気がつく必要がある。
「お金が欲しい」という気持ちも初めは30万欲しいと思えば、いつの間にか50万欲しいとなっているし、この人に認められたいという気持ちも一度認められるだけでは満足できず、ずっと認め続けられたいと思う。
個人的にはそう思う気持ちが承認欲求からきているなと思った。
友達より多く稼ぎたい、妹よりも稼ぎたい、両親からたくさん稼いでいてすごいと思われたい。職場で一番有能だと思われたいとか。
この承認欲求によって、「今のままじゃダメだ」「もっと頑張らないと」と思う気持ちが生まれる。
そう思う理由は「ありもしない理想の自分の姿」を妄想して比較しているからだ。まずは等身大の自分を見つめて、ありのままの自分を受け入れる。
そうすると、誰かに認められたいから仕事をする→誰かに貢献するために仕事をするという気持ちになったり、30万欲しい→25万でも私は今が幸せだと感じられるようになる。

心のネガティブなことに対して反応しないためには?

ネガティブな感情が生まれたら、まず目を瞑って体の五感が感じているものを感じてみる、そして、今心が感じていることを認識することが大切。そこから目を開けでは、自分がそう感じている原因は何なのか?(これは大抵相手にイラついていても自分が基準になることが多い)それに対してどう対処するのか?を考える。
また、以下の心を大切にすることで、競争社会で発生するネガティブな感情も乗りこることができるのだ。
・相手の幸せを願う心
・相手の悲しみを理解する心
・嬉しみを感じる心
・許す心
競争することで、お互いの足をひっぱたり、比較したりしてしまうが、そうじゃなく、お互いを思いやることでお互いをリスペクトできるようになり、何かの役に立つことで競争から抜け出し良い気持ちでいられる。

人生の拠り所は自分でしかない

いろんなことをひきづって生きていても人生はそのようなものだから仕方なく、結局自分にしかどうしようもできないものがある。
よって自分しか人生を切り開く人がいないのだ。
なので、踏み出して、戻って、また進むを繰り返すしかない。
最初にも言ったが、苦は人生は常についてくるもので、でもそうした中でいかに苦を増やさないようにするか感じないようにするか、自分自身が納得する生き方をしていくしかない。そんなヒントがいっぱい乗った本だった。
ちなみに自分自身が決めて納得した生き方をすれば後悔しても自分の選択だったとなるだけで後悔は少な苦なる気がした。
彼氏ありがとうって感じの本でした。

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