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「装いのコミュニケーション」

東京都美術館で「共創するとは何か〜文化的実践を通して〜」トークセッションを聴いた。

【ズレ】【違和感】【分からなさ】

を感じる、おもしろがるという言葉が何度も。

ズレのある関係性からうまれる何かこそ、価値がある。だからこそ、それを受け入れて踏み込んでいくんだと。

登壇者、西尾美也さんのさまざまな都市で見ず知らずの通行人と衣服を交換するプロジェクト「Self Select」がまさにそのものだった。(通りすがる人、次から次に声をかけるらしい)

言葉のコミュニケーションにおいては「ズレ」や「違和感」を流していても見えにくい。同じ場にいながら他者と距離を取る、受け入れないこともできなくはない。

けど、衣服はそうはいかない。見ず知らずの人が着ていた自分では着るはずのない衣服を纏うことで、身体が半ば強制的にズレを感じるしかない。ズレを受け入れた自分が視覚的に目の前に現れるおもしろさ。

身体性を伴ったコミュニケーション、対話の場づくりにおいてももっと考えていきたいなぁ。

「装いのコミュニケーション」

めちゃくちゃおもしろかったー
家庭科の授業にも活かせないだろか。