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With コロナ、これからのビジネストレンド

コロナが猛威を振るい、自粛期間を経て、平常に戻ったようには見えるけれど、経済はまだまだ元に戻っていない。ニューノーマルと言われる新しい生活方式。

1年後、2年後に元に戻るのかな?
私の答えはNo

でも元に戻らないからと言って、悲観的になることはなし。
時代が1歩も2歩も先に進んだと思ったら良いと思っている。

会社の売上など、早く元に戻したい、戻って欲しいと切に願うと共に、その鍵となるのは、ニューノーマルなライフスタイルをいち早く理解して、生活のニーズが変化している事、それがどの様に変化したかを理解する事が、近道だと思う。

マーケティングとは人や時代のニーズ、考えを理解し、それに合った商品やサービスを提供すること。

ではどんな事が変化したか考えてみよう。

1. コロナでオンラインミーティングやセミナーが身近になった

コロナ以前に私もzoomなどのオンライン会議システムを使用した事はあったけど、プロジェクトチームメンバーと行う事が主で、クライアントに対して「オンラインミーティングでお願いします」とこちらから提案した事は1度もなかった。

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要するに、気の置けない自分側の仲間とのミーティングならオンラインでOK。でもクライアントなどに対しては、基本的にどちらかの会社で「会う」従来のミーティングを行っていた。

でも、コロナで「お伺いするのもなんですから、オンラインでどうですか?」と聞きやすくなった。

移動時間が大幅に削減されて、移動する事だけに体力も時間も費用も必要なくて、便利。と多くの人が思っている。

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2. オンラインに重きを置き始めた

営業など実際に人と人が「出会う」事が多かったのが、オンラインでの営業も増えてきた。すでに関係性のある会社の担当者と、または全く面識の無かった人と、オンラインで知り合い、オンライン会議で実際に出会うなど。

オンラインでのマーケティング&営業が大切な要素になった。

それを踏まえて、ビジネスの流れを掴むために、今後どの業種も今後導入すべきコンテンツとは?

1. AI

業種ごとにどの様にAIを組み込むか?というのは考えどころだが、レコメンデーション機能など、AIに何かを担わせ導入する事が必要。

2. D2C

以前は小売業はオンラインでの直販も行いながら、実店舗も経営しているというのが、信頼される条件だったと思う。
でも、今はオンラインのみのショップで十分信頼される。オンラインのショップを使って、商品を顧客(Customer)に対して、ただ売るだけではなく、ブランディングをしていきながら、商品に夢中になる顧客のコミュニティを形成し、そこに新サービスや商品を訴求していく形。
*コロナ禍の状況では難しいかもしれないけれど、訴求方法はオンラインがほとんどで、時々オフラインイベントを行う会社もあるようです。

自社の商品やサービスをオンラインで紹介するにあたって、企業⇒顧客というイメージではなく、その企業のファンのコミュニティを形成するイメージ。

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現在は商品を売っている企業がこのD2Cマーケティングを行っているが、今後サービス提供をしている企業もこういった形で、ダイレクトに顧客と繋がり、直接的な関係、もっと言えば個々の顧客とオンラインで直接的に繋がる手法が主流となるかもしれない。

今でもソーシャルメディアでつながれば、誰でも簡単にDMが送れる時代。

そんな風に顧客ともつながっていくのでは、と思っています。

3. サブスク

平たく言えば、年間契約。
Amazon プライム会員やHulu などがサブスクの大手。
それ以外にも最近は飲食店のサブスクが流行っている⇒例えば、毎月1500円で平日ビール飲み放題、毎週季節のお菓子が送られてくる等。

これもD2Cマーケティング同様、小売り店や飲食業が先に参入しているけれども、Amazonプライムの様に、サービスを提供する会社がもっと乗り込んでくると思われます。


コロナ禍でもサブスクを導入し、利用者が増えれば一定の売上を維持する事ができると考えます。

こうやって考えると、急に色々な事が変化したのが、コロナであって、色々な社会情勢が変化している事で、ニーズ=マーケットが激変した2020年上半期。


上手く既存の事業を新しいマーケットに合わす事が出来る企業のみが、この時代を生き延びれるんだと思う。



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