見出し画像

120%の努力が当たり前、モーレツ人材だった私がなぜ、ヨガを伝えようと思ったのか。

こんにちは、バクティ・シュリーです。
バクティも、シュリーも、インド古来の言葉”サンスクリット語”の単語。ヨガネームです。
会社員をしながら、ヨガを伝えることもしています。基本情報は以下の通り。

  • 1987年生まれ、岐阜の田舎育ち、女性

  • 最終学歴 大学院(工学系)

  • 発電所の設計⇒人材紹介の営業⇒IT企業の人事 兼 ヨガを伝える人 兼 キャリアアドバイザー

今日は、なんで私がいま、ヨガを伝えていきたいと思っているのか書いてみたいと思います。

とにかく120%で努力するのが当たり前、結果出してナンボ、誰よりも早く昇進しなきゃいけないと思ってました

子どものころから何故か、自分にできないことは無いって思ってました。
努力すれば報われる、いま出来ないのは努力してないだけだ、なんて。
今思い出すと傲慢すぎて恥ずかしすぎて、穴があったら入りたい気持ちでいっぱいですが、『やればできる』っていう理由のない自信を持ってる子どもで、それがそのまんま成長していっちゃったんですね。

120%で常に頑張るのが当たり前だと思ってたし、それを無意識に周りに求めていました。
つねに泳ぎ続けてないと、走り続けてないと死んじゃう、”マグロ型人材”でした。
そして「わたし」ではない「何者か」にならなければいけないと、目指して走り続けなければいけないと、思い込んでいました。

ちょっとずつ”世の中数字じゃないかもな”って気づくきっかけは与えられていました

理系で、工学部で、数字が大好きで、何ならお金も大好きで(?)、数字で表せないものなんてこの世にない!
そうじゃないものなんてインチキ!まやかし!
なんて思っていた可愛げのない20代前半までを過ごしたわけですが、ほんの少しずつ、この世には数字では表せない何かも存在してるのかもなぁ、なんて気づくきっかけが与えられ始めました。

  • なぜかわからないけど「この会社とご縁あるかも」って最初に思った会社に転職できたり

  • こんな人に出会えたらなっていう人と新たに出会えたり

本当に小さな小さな出来事の積み重ねですが、少しずつ『この世は数字だけじゃない』という考えを持つように。

とにかく愚直に頑張ってみる、継続してみることができたのは僥倖でした

この世は数字だけじゃない、と言いながらも、マグロ型人材で体力だけはあった自分。
仕事で成果を出す、評価される、誰よりも早く昇進する!!と理由のない焦燥感で生き急いでいた20代。
とにかく、いまの「わたし」ではなく「何者か」になろうと走り回っていました。
色々なセミナーや勉強会、コミュニティに参加しまくり、とある先生に出会い、こう教えられました。

『成果を求めず淡々と、理由を問わずにとにかく呼吸法だけやりなさい。やったら、わかるから』

あらためて文字にしてみると怪しさ満載(笑)ですが、『とにかくやってみる』だけの馬力と体力だけはあった自分。
120%で頑張ってナンボ!なモードで生きてますので、とにかくやってみました。
で、超能力とかものすごい出世とかは特にありませんでしたが、『成果を求めず淡々とやること・呼吸を深めること』の意味を腑に落とすには十分なだけの体感があったのです。

まあまあ成果は出てる。友人もいて、お金にも困ってない。なのになぜか満たされない日々

見出しの通りですが、

  • まあ割と名の知れてる会社で、それなりに成績も出てて

  • 信頼できる上司や同僚もいて

  • なんとなく遊び相手にも困らず

  • 美味しいお酒やご飯も食べられるだけの金銭的余裕もある

それなのに、なぜだか

  • なぜかいつも気ぜわしくて

  • 目標達成したり、表彰されたりしても心から喜べなくて

  • 予定が無い週末が不安で、ひとりでいると、ふとこの先どうなるんだろうと怖くなったりして

  • いつも何か次に目標にするものを探していて

  • 常に頑張ってなきゃいけない感に追われている感覚

だったんです。絶対NGポイントもないし、文句もないんだけど満たされない感じ。
なんて贅沢な悩みなんだ…と思いながら、常に言葉にできない焦燥感・寂しさみたいなものを感じていました。

ヨガに出会ってしまいました。そして、生きることがすごくラクになりました

このあたりの流れは別記事で詳しく書こうと思いますが、そんな『言葉にできない焦燥感・寂しさ』を感じていたところ、ヨガというものに出会ってしまいました。
そして、このヨガというものが、言葉にできない焦燥感・寂しさをなくしてくれたのです。

常に120%で頑張ってなくてもいいし
数字で出る結果が全てじゃないし、結果が出なくてもいいし
昇進してもいいし、しなくてもいい
生きてることが幸せで、そう感じるのは自分次第

ビフォーアフターの変化が激しすぎてホンマかいと疑われるかもしれませんが、今は心からそう思えてます。

いまは、『この会社』の『この役職・ポジション』の人ですっていうラベルじゃなくてもいいし、自分が何者かにならなくてもいいし、なんなら一番うまいこと自分をこの世の中に使ってもらえたら最高だなって思っています。

生きるのがラクになるし、身体の調子もよくなるし、人間関係も良くなるし、なんなら仕事のパフォーマンスもガチ上がるし、ヨガするしかなくない?

実は、もともとヨガを学びたかったのは、自分が知りたかったから。
なんとなく、面白そうだし、生きるヒントが隠されてそうだし、知りたーい!そんな気持ちで学び始めたヨガでしたが…。

  • 生きるのがラクになるし

  • 身体の調子もよくなるし

  • 人間関係も良くなるし(家族関係・仕事関係・友人関係…すべて!)

  • 仕事のパフォーマンスも上がる

もうこんな知識を与えていただいてしまったら、伝えるしかない。
頑張って働いている、まわりの人たちに、言葉にできない焦燥感・寂しさってかんじなくていいんだよって伝えたい。
そして、そのさらに周りの人たちにも、幸せの輪が広がってほしい。

そんな思いから、いまは会社員 兼 ヨガを伝える人 をさせていただいています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?