毎晩ひとり晩酌してた私がお酒を辞められた理由。
ヨガを始めて変わったこと。
ものすごくたくさんあるんですが、お酒を辞めたのは1つの大きな変化でした。
今回は『お酒を飲まないこと』についてお伝えさせてください。
お酒以外の変化については、こちらにも書いています。
実は毎日のように飲み会、一人飲みをしてました
お酒を辞める前、ヨガに出会う前の私の酒事情です。
平日はシステム落ちるまで(22時)仕事をしたあと、残っている同僚と一緒に居酒屋に行って終電まで飲む。ハイボールと餃子が定番
もしくはクライアント、同僚、友人、合コンなど何かしらの飲み予定が入っており二次会コース
在宅ワークをするようになってからは仕事が終わったら一人酒が1日の締め儀式
休日はお酒好きな知人友人と、飲みたいお酒を起点に集合場所を決めてだらだら飲み
ウイスキーとワインとジンは常にストック。アイラモルトと赤ワインが好きでした
料理を作る基準は「飲みたいお酒に合う料理かどうか」
もちろん飲まない日もありましたが、特にコロナ禍、在宅ワークが始まってからは外出できないストレスから、毎晩のようにお酒とお菓子で1日を締めていました…。そりゃ太る。
(ここで『太った』のが、ヨガに出会ったきっかけの1つでもあったのですが。人生いつ何が起こるか本当にわかりませんね)
お酒を辞めたきっかけ
一長一短はあるにしろ、身体によくないことはわかっていましたし、自分が遺伝的に、お酒に強くないのは薄々気づいていました。
でも、お酒と美味しい食事を合わせるのは楽しいし、休肝日作ったりしながらお酒とは付き合っていきたいな~なんて思っていました。
実はヨガの先生の勉強をし始めてからも、絶対にやめなきゃいけない!という感じではなく、『やめられるタイミングが来たら、やめるといいよ』と伝えてもらえていたのもあり、すぐにやめなきゃ!という感じではありませんでした。
『やめられるタイミング』は、ある日突然やってきました。
ヨガ哲学の講義を受けていたとき、ふっと思ったんです。
『あ、もう私、お酒飲まなくてもいいかもしれない』
物質には3つの性質があって、食事や飲み物も、その3つの性質をそれぞれ持っているよという内容を聞いた時でした。
物質エネルギーには3つの性質、サットヴァ(徳性)、ラジャス(激性)、タマス(無知性)があって、この質が魂を肉体に縛り付けているんだよ、という内容でした。
そして、お酒というものは、タマス(無知性)のエネルギーを持っていると。
お酒を飲むと、自分もタマス(無知性)に影響されてしまうと。
無知性
この3文字のインパクトの大きさに、一瞬固まったことを覚えています。
お金と時間をかけて『無知性』を自分で高めていたという衝撃
自分が食べたもの飲んだものに心身が影響される、って、けっこう感じることは多くあります。
甘いものを食べて幸せを感じたり
新鮮な野菜を食べて気持ちが豊かになったり
脂っこいものを食べて胃がもたれたり
食べ過ぎると太ったり、食べなさすぎると痩せたり
辛いもの、刺激が強いものを食べておなかを壊したり
お酒を飲んで感覚がにぶったり、前後不覚になったり
お酒を飲んで感覚がにぶること、前後不覚になったりすることもあること、眠くなることは体感していました。
むしろ、その感覚、いわゆるちょっと『ボーっとする感覚』を求めてお酒を飲んでいたなと思います。
お酒を飲むにはお金がかかる。
飲んでいる時間も当然ですが、お酒が抜けるまでにも時間も使っている。
お酒が抜けるまで、平常時とまったく同じパフォーマンスはできません。
それが当時の自分には必要だったんだろうなと思います。
でも。
お酒を飲むことによって自分が『無知性』に支配されているのか…。
そう思ったら、貴重な時間も金もかけてお酒を飲む意味って無いかもしれない…。
お酒をやめるタイミングって人それぞれだと思いますが、私にとっては無知性の衝撃が訪れた瞬間が、まさにそれでした。
お酒をまた飲みたいとは思わないのか
これもよく聞かれます。
『いつお酒解禁するの?』
どうやら、まだお酒を我慢していると思われることも多いようなのですが、そうではないんです。
もう飲みたいと思わなくなったのです。
無知性の衝撃もさることながら、お酒を飲まない状態でいると、心身の調子が非常にいいことに気づきました。
そして、お酒を飲まない方が楽しい!!心地いい!!と思うようになりました。
お酒を飲まなくても人に会えば楽しいし、頭を休ませたければヨガの練習をしたり音楽を聞いたりすればいいし、何より睡眠の質が上がる。時間の質が上がる。
使える時間の濃度が濃くなる。
お酒が無い状態の心地よさを一度味わうと、もう必要なくなります。
あくまで私の体験談ですが、試す価値はありかもしれません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?