ぶっちゃけどうなの?女性でエンジニアは大変?私見を述べてみた
こんにちは!
朝ランを始めて3週間、すっかり早起きになったBFT名古屋支店・インフラ女子(?)のやまぐちです。
弊社でも2022年新卒採用が始まりました。今エンジニア職を考えている方・これからエンジニア職も視野にいれようかなと思っている方・そもそも企業に就職せず独立を考えている方、いろんな方がいらっしゃるかと思います。
どんな働き方をするにしても、特に女性は「長く働けるのか」という視点で会社選びをするのではないでしょうか。仕事は男女平等に評価されるのか・結婚や出産を経ても仕事を続けられるのかなど、(それが男女共に考えるような世の中に少しずつ変わってきているとはいえ)男性とは違う視点で悩むと思います。
本日は完全に私的な意見として、エンジニア歴十数年のやまぐちから見える「女性エンジニアの世界」というお話をしようかと思います。完全に個人的な経験です。
一緒に働く人たちと女性の割合
そもそもエンジニア職は男性が多いので、一緒にプロジェクトを進めていくのは必然的に男性が多いです。私はインフラエンジニアなのですが、プログラムを書く開発系のエンジニアだと多少女性の比率が高くなるかもしれません。ただし微々たる差です。
体感で女性の比率は1~2割以下でしょうか。
また、インフラエンジニアの中でもネットワークエンジニアになると更に女性は少ないです。その他24時間365日でシステムの運用保守をするようなプロジェクトですとやはり女性は少なくなります。
ちなみに「女性が少ない」は必ずしもマイナスにはなりません。
■ やまぐちが思う女性が少なくてよいこと
・トイレが混まない
(反対に男性は空いているトイレを探して各フロアを探しまくるという話を時々聞きます。)
・雑さが目立たない
(机の上、デスク・キャビネの中、服装など女性といる方が気を遣う)
ぱっと思い浮かんだのはこの二点ですが、きっと他にもあります(雑)。
女性エンジニアの傾向
もちろん一概には言えませんが、この業界で私が出会った女性エンジニアたちにはこんな傾向がるように感じます。
① 群れない が 集団行動はとれる
さっぱりしている性格の方が多い印象です。でも別に女性との関わりを避けているわけではなく、むしろ大事にしています。前の会社でつながっているのは女性エンジニアの先輩方で、折に触れて連絡をくれたり、一緒にご飯を食べに行ったりします。
② 自分の意見を持っている
これはエンジニアだから当たり前なのかもしれませんが、「好き嫌い」「やりたいやりたくない」などはっきりと言語化する人が多いです。「なんとなく」や「よくわからない」と言うタイプももちろんいますが少ない印象です。
③ 男兄弟がいそう
本当に勝手な意見ですが、男性の多い社会で問題なく過ごしていけるという女性は、男兄弟がいてその兄弟との関わり方が同僚との関わり方の基本になっているように感じます。
福利厚生(産休・育休)などはどう?
この辺りは完全に会社によって異なりますが、IT業界の福利厚生は比較的整っている・整ってきているという印象です。IT業界は新しいモノ・いいモノを取り入れて現状を変えていくことに仕事柄抵抗が低めなのがいいところですね。
男性と同じように昇進できる、産休・育休を経て復帰できる、これに関しては他の業界と同様、課題はたくさんありますし、そもそもの話で男性が育休をもっと取得できる世の中になっていく必要があると思います。
子供が熱を出して保育園に迎えに行かなければならない時、お父さんとお母さんどちらも迎えに行っていますか?お父さんが迎えに行ってくれると働くお母さんとしては助かりますよね。でも一方で「母親が迎えに行かないなんて」「子供が嫌いなの?」というような中傷を受けることがあります。
結婚してもしなくても、子供を産んでも産まなくても、仕事に復帰してもしなくても、女性はどんな選択をしても人から悪く言われるという4コマ漫画みたいなものを見たことがあります。エンジニア職を選ぶ選ばないにかかわらず、まだまだ女性が働くには日本は世知辛いんです。
女性エンジニアの将来
手に職を、と思ってエンジニアを目指す女性はいらっしゃると思います。ではそのエンジニアを生涯ずっと続けるかという問いに対しては、男性ほど例が多くないのでこれに関しては本当に未知です。他の職種と同じように結婚・出産を機に辞められる方もいる一方、復帰してエンジニアを続ける、マネジメントやコンサル職に就く、人事・総務・企画などエンジニアではない職を続けるなど選択肢はたくさんあります。
女性エンジニアのキャリアパスに関しては、自分を含め今の女性エンジニアが新しく作っていく、今はそんな状態だと思います。
まとめ
女性がエンジニア職に就くと大変かどうか、答えは私にはわかりません。仕事は何だって大変だし、主婦業だって大変です。ただ、女性が少ない職場だからといって大変かというとそうではないと言えます。
エンジニア職を不安に思う方に、少しでも「なってもいいかな」と思っていただけたら幸いです。ようこそ、エンジニアの世界へ!
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