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いちじくの木、イスラエルの情勢(2022年6月11日)

「いちじくの木から、たとえを学びなさい。枝が柔らかになって、葉が出てくると、夏の近いことが分かります。そのように、これらのことすべてを見たら、あなたがたは、人の子が戸口まで近づいていると知りなさい。」マタイの福音書24章32〜33節

この2週間余りの間に、イスラエル周辺で緊張が高まっているように感じます。
特にイランでは、不穏な状況が加速しているようです。
・テヘランの街中で、イラン革命防衛隊の上級将校大佐暗殺(5/23)
・ウランの濃縮施設で爆発。エンジニアが死亡(5/24)
・テヘランの東部で大爆発、イラン革命防衛隊の軍事施設。(5/26)

また、シリアに対しても次のようなことが起こっています。
・イスラエルの地対地ミサイルが、ゴラン高原からダマスカスの国際空港に向かっ
 て発射され、滑走路の一部を破壊。管制塔を攻撃し、国際空港の機能を停止させ
 た。(6/10)

終末預言の中には、以下のような箇所もあります。
「ダマスコに対する宣告。見よ。ダマスコは取り去られて町でなくなり、廃墟となる。アロエルの町々は捨てられて、家畜の群れのものとなり、群れはそこに伏すが、それを脅かす者もいなくなる。エフライムは要塞を失い、ダマスコは王国を失う。アラムの残りの者は、イスラエル人の栄光のように扱われる。―万軍の主の御告げ―」イザヤ書 17章1〜3節

イラクは議会の過半数をシーア派が占めており、イスラエルとの正常化を望む将来の試みを禁止する法律を承認したとの話もあります。イスラエルとイランの間の緊張感が高まってきている中で、イスラエルでは過去最大級の空軍による空中軍事訓練を敢行。加えて、次のようなニュースも飛び込んできています。

・イランは国際原子力機関に反抗して、新型の遠心分離機を使ったウランの濃縮を
 90%まで引き上げた。これは彼らが十分なウランを持っていて、平気に搭載可
 能な水準に突入したことを指している。

私たちは、いちじくの木を見て学ぶ世代です。世で起こることの良し悪しは、もはや私たちに判断できるものではありません。どのような事が起こっても、それは神の計画の一部であることを知り、その時が近付いていることを悟るべきでしょう。

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