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経済支援以上に重要でも対策のない日本。世界的基準での「妊産婦と子どもの人権」を。

※今回のリンクは、ページの先のダウロード資料が多いので、リンク先の画像がでないものが少なくないですが、個人のサイトではなく公益を目指す団体のものばかりですので安心してください。


日本では尊重されないままの妊産婦。


世界では、今、当たり前にお産のガイドラインというものがつくられています。これは特定の国の話ではなく、世界中でこれを推進していきましょう、守っていきましょうという「WHO(世界保健機関)」の勧告です。

「WHO」「出産」で調べると大量に情報が出てくるほど当然のものなのですが、、一般の親子にはおそらくほとんど知られていないでしょう。

これを読まれているのが医療従事者であれば当然知っているものと思いますが、実際の医療機関の反応はそれぞれでしょう。(なぜそれぞれなのか、考えてみてください)

私はここについては専門家ではないので、たくさんのありがたいページをご案内します。


※リンク先を少し下にスライドするとイメージできる図が掲載されていますので、そちらをご覧ください。↓


これらをみると、、今日本で当たり前のように行われている出産現場の数々が、あまりにもこれらとかけ離れていることがわかると思います。(これらの推奨を推奨として扱っているうな産院はまだわずかしかありません)

しかし、日本でも徐々に広まっていますので、ぜひ産院選びは、「豪華な食事」や素敵な施設、より、出産が尊重され、親子の心と体が健全に保たれるところを選択してください。


母乳がうまく出るかどうかの努力義務は「産院が負うもの」と知っていますか?


他にも、実は授乳についても日本は粉ミルクのメーカーと病院との関係が、WHOの基準とはかけ離れています。

↓WHO勧告についての日本ラクテーション・コンサルタント協会の資料

ラクテーション/授乳(母乳推奨ではなくあくまでも授乳支援)支援には、国際認定資格があり、出産前にその情報を知っておくことをお勧めします。今読んでくださっている方や、その大切な方のためにぜひ、国際基準を知ってください。家族のスタートが変わります、あかちゃんの人生が変わります。

抱っこ/ベビーウェアリングにもある基準


現在、日本の周産期(産前産後) において母子の人権として問題視されているものは以上の二つですが、実は抱っこの方法についても、医療レベルで推奨されているものがあります。

WHOが発表している未熟児のケアの中にもその様子が出てきますし、日本の医学界の中でも、推奨される抱っこがあらわされています。(※視点はそれぞれですが、表している姿勢は同じです)

そして、ベビーウェアリング(だっこおんぶ)についても、国際認定組織が発足しようと準備されています。

こちらについてはまだとても新しい情報で、ここでこの情報に出会っている方はラッキーといえるレベルの情報です。

しかし、日本にも、この国際認定組織の基盤となる方々から認定を受けたコンサルタントが数名存在します。

そして、地道な普及活動によって、一部の子育て支援者や医療従事者に伝わり、療育等、現場で生かされ始めています。



子育てを楽しくするか難しくするかを分けるのは、国のケア次第


ここまでいろいろな勧告がされているということは、そのすべての情報はエビデンスに基づいたコンセンサスのある情報であるということです。

本来人間にとって当たり前にあるシステムー身体に内在するシステム、をスムーズに生かせば、今日本で、あって当たり前のように思われている産後の苦労や痛みを発生させないことも可能だということです。

WHOで動いていることというのは、国レベル、行政が取り組んでいき国民に情報を平等に与えてくれるようなもののはず。

しかし今はまだ、平等に与えられているとはいいがたく、個人が取りに行くほかありません。

逆を言えば、興味をもって、自分たちを大切に考えるなら、「尊重されること」「産後を楽に過ごし子育てをスムーズに始めること」はいくらでも選択できること。

とも言えます。


一人一人が選択し始めれば、産院も支援も自動的に変わっていく


支援する側も学び、そして適切なものを手渡していくこと、適切な環境を整えること、家族は、それを必要とし求めること。

その双方の一歩一歩の進歩があれば、これからの家族、こどもたち、未来はとっても優しいものになっていくに違いありません(*^^*)/♡


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この記事を書いたのは♪ 家族の幸せ分析家♪「木村まゆ」

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ひとりひとりに、その人が、その家族が、ぴったりくる想いと幸せがある♪
どんな些細な願いも、どれほど大きな苦手も、全部しあわせのモト☆

家族ができるとき、そのスタート、そして、家族の歩みを一緒に応援したいと思ってます♪

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