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4年間続けた自分探しに、飽きてきた

社会人になって5年目。来る日も来る日も、自分探しをせざるを得なかった。

心地いい場所が見つからなくて、行動しては休憩し、サナギのように殻にこもっては答えの出ないモヤモヤとひたすら戦い続けてきました。

まるで就活生のように、恥じらいもなく適職診断や性格診断をやり尽くし、本を読んだり海外に行ったり、友達に話したり、こうしてnoteにも毎日書き続けた。自分自身の小さな心の変化や小さな行動に対しても、深く(あるいは過剰に)考え、過去の自分と今の自分、そして未来の自分を妄想しては何か一つでも得られるものがあるまで考えることを辞めなかった。

この苦しい時間に終止符を打つにはどうしたらいいのかと、やっぱり本当は起業したいと思ってるからしないとこのモヤモヤは一生残るのかなと、でも何かが違う、わたしが一番大事にしたいと思ってることとは路線が違う気がすると、ずっとぐるぐる狼狽えていました。

でも最近、心理学に基づいたあるテストをしている時に気が付いたのが、「わたし、もう飽きてるな」ということです。結果を見ても、特に新しい発見がなく、というよりも新しい発見が得られるまで考えようという気にならなかった。

むしろこの"飽き"自体がわたしにとっては新しい発見となった。そういえば、確かにnoteの毎日投稿を辞めたことが理由ではなく、深く考えては自分を知っていく作業を近頃していなかった。


働き方を変えた

今年の5月から、働き方を変えました。変えた、というよりももう会社員になる勇気がなかった。また半年も経てば辞めたくなってしまって息苦しくなるんだろうと思ったから。

大手にもベンチャーにも行ったし、IT以外の会社にも行ったし、デザイナー以外の職種もやった。どこに行って何をしても、自分の人生にとってどれだけ今が大事な時間なのだろうかと疑問を持ち始めたら最後、せいぜい頑張っても1年しかもたなかった。

だからわたしは、「これやってみたいかも」と思ったらすぐに動けるように余白を作ることにした。その結果がフリーランスで、今は週3日会社に常駐し、週2日夜にスナックでバイトをし、他の日は個人でデザインの仕事を請け負っている。(今はあまり余白がないが、元々は余白でスナックを始めたし、最近は小説も書いてる)

余白を作ることと、
・一つだけのコミュニティーに属さない
・やることを二つ以上にする

この2つも叶えようと思った。もしかしたら気を紛らわしているだけかもしれないけれど、一つのことだけをしているとどうも縛られた感覚があったから、辞めてみようと思ったのだ。

こうすることで、わたしは自分の属している一つの組織に過度な期待を抱くことがなくなった。毎日、ここで成長できなかったらもうこの世の終わりだと言わんばかりの前のめりな気持ちが穏やかになったのだ。

成長したいと思う場所は自分で決めればいいし、それぞれのかける時間の配分もその時々で自分で決めればいい。そうして、自分のことをちゃんと自分でコントロールして、何があっても自分の責任だと思える状況を作ろうと思いました。

いつの間にかnoteの更新もしなくなっていたし、小説を書いてみたくて難しいなあと思いながら楽しんで書いているところでございます。今月締め切りのやつに応募しちゃうんだから…!笑


本当に長くて暗くてしんどい自分探しだったけど、少しだけ打破できたのかなと思います。きっともしかしたらまたそういう時期に入るかもしれないけど、その時はまたじっくり自分と向き合いたいと思います。




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