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代表対談!これからの時代を生き抜くために必要なキャリアの思考法とは

こんにちは!
Beyond Cafe 広報の青木です。

2022年11月26日(土)
就活生向け日本最大級のオンライン就活ロックフェス『BEYOND FESTIVAL FINAL』が開催されました!

年4回しか開催されない超限定イベントの最終回となった今回。
実は、最終回にふさわしい特別ゲストがお越しくださったんです......!

今回のレポートでは、約400近いツイート(#beyondfestival)を記録し、大盛況のうちに幕を閉じた本イベントの「オープニングセッション」を特別に大・公・開!ここでしか聴けないプレミアムトークを最後までぜひご覧ください。
※レポートの最後には、特別ゲストさんから特別なお知らせ&25卒向けの特別情報が。お見逃しなく!


BEYOND FESTIVALとは

BEYOND FESTIVALでは、4つのコンテンツをご用意。最終回となる今回は、根強い人気を誇る「オープニングセッション」に特別ゲストをお招きしました!参加しそびれたあなたも、もう一度振り返りたいあなたも、必見ですよ!

▶︎BEYOND FESTIVALのオープニングセッションとは

お待ちかね!特別ゲストは誰だ!?

今回は、株式会社プレイド代表取締役CEO 倉橋健太氏をお招きし、弊社代表の伊藤と「これからのキャリアを生き抜くために必要なキャリアの思考法とは」をテーマにトークセッションを展開しました。

倉橋氏は、当時の社員数1,000名程度だった楽天グループ株式会社に新卒入社し、約6年半の在籍期間を経て退社。2011年、株式会社プレイドを創業し、創業9年でマザーズ上場を果たすなど、国内有数のSaaSスタートアップとして右肩上がりの成長を続けています。

弊社代表の伊藤は、新卒で教育×ITのベンチャー企業に入社。退社後、株式会社Beyond Cafeを共同創業し、キャリア教育事業を展開しています。

自身も就活を経験し、会社員を経て起業という道を選択したお二人。これからの時代を生き抜くためには、「楽しむこと」が何より大事だと語る倉橋氏と伊藤ですが、楽しく働くには何が必要なのか、そしてなぜ楽しむことが何より大事なのか。自身の学生時代を振り返りながら、その理由と秘訣を探ります。

自分の信じることをやりたい!凡人だからこそ、納得するまでこだわり抜いた

>>伊藤

今回のトークテーマは、「これからの時代を生き抜くために必要なキャリアの思考法とは」ですが、倉橋さんが「キャリア」を考えるにあたって大事にしていることはありますか?

>>倉橋氏

「どうしたらこの状況をより楽しめるか」を考え続けることが大事だと思っています。僕は、社会人になった時から「昨日より今日、去年より今年を楽しいと感じられているか」を自問自答し続けているのですが、今が一番楽しく働いていると胸を張って言えます。

時代はどんどん変わっていきます。コロナ禍を生きる皆さんならお分かりかもしれませんが、将来を全て見通すなんて不可能です。だからこそ、「今をどう楽しめるか」がこれからの時代を生き抜く上ですごく重要だと思いますね。僕みたいな「凡人」の場合は、特に。

>>伊藤

倉橋さんが凡人ですか?僕にはそう見えないのですが......。

>>倉橋氏

いえいえ。僕は凡人代表だといつも思っています。たしかに僕の経歴だけを見ると華々しく思う方もいるかもしれません。全てを他者と比較することがよいとは思いませんが、世の中には本当にすごい人ってもっとたくさんいるんですよね。

>>伊藤

倉橋さんは新卒で楽天社に入社されていますが、楽天社を選んだのはなぜだったのでしょう?

>>倉橋氏

新卒当時の楽天社は、社員数1,000名くらいで事業展開が幅広く急成長していたので、イキイキ働く社員が多い環境に飛び込めば、凡人の僕も何か変われるのではと思ったんです。学生時代から「いつか起業しよう」と思っていたので、自分を変えられそうな環境を選びました。

>>伊藤

入社前から起業を志していたんですね!大学生時代はどんな生活を送っていましたか?

>>倉橋氏

ビジネスの「ビ」の字も知らないくらい、普通の大学生でしたよ!学生時代の僕を知っている人は、僕が将来経営者になるなんて誰も想像していなかったと思います(笑)。中高サッカー部だったのですが、チームの2番手や3番手で仲間とワイワイ楽しんでいる性格でしたね。

>>伊藤

そうだったんですか!ここ数年は、学生生活の選択肢として長期インターンを選ぶ学生さんも増えましたね。

>>倉橋氏

一気に増えましたよね。僕は関西の大学に通っていたのですが、インターンをしたり起業したりしている知り合いは一人もいませんでした。一方で東京に目を向けると、楽天社を含む大手IT企業が台頭し始めていた頃だったので、「何かすごいことが起ころうとしている」と肌で感じていて。だからこそ、僕もその環境に飛び込まないと社会で何が起きているのかわからないと思ったんですよ。

>>伊藤

なるほど。自らを凡人と言う倉橋さんが、迷うことなく一歩踏み出せたのはなぜだったのでしょう?

>>倉橋氏

「自分の信じることをやりたい」と常々思っていたからかもしれません。「自分が納得できることをやりたい、自分で自分のことを嫌いにならないような自分でありたい」と昔から思っていたんです。こういう性格だから、学生の頃は「何でこれやるんですか?」「これって何で大事なんですか?」と、先生に逐一聞いていましたね。

>>伊藤

納得するまで確認する、と。

>>倉橋氏

そうですね。先生からは、面倒くさい学生だと思われていたと思います(笑)。

変化を扱う側になる秘訣は、自ら考え、仮説を持つこと

>>倉橋氏

「学生時代と社会では、目立ち方や勝ち方が全く違う」と思う瞬間がありませんか?

>>伊藤

ありますね。学生の頃は、いわゆる人気者にスポットライトが当たりやすい印象ですが、社会は多様な人で成り立っていると思います。

>>倉橋氏

そうなんですよ!僕が社会人初期に気付けて幸運だったと思うのは、「納得したことを信じてやり続ける人は、世の中そんなに多くない」ということです。学生の頃と比べて、社会に出ると他者からの要求が明確になるので、あまり深く考えないで行動する人も多いんですよね。

>>伊藤

例えば、「〇〇くん、これ夕方までにやってほしい」みたいに?

>>倉橋氏

そうそう。納得したり理解したりできるまで考えて、向き合い、問い続けられる人は、社会に出るとそんなに多くないんだなと。だからこそ、社会では、自分が納得いくまでこだわってやり抜ける人が重宝されるんじゃないかなと思いますね。

なぜなら、いいリーダーは、自分で考えて行動できる人を信頼するからです。

>>伊藤

従順に従う部下ではなく、意見できる部下の方がいい、と?

>>倉橋氏

はい。僕が新卒の時、楽天社に新人研修なるものはなく、仕組みも整っていない状態でした。つまり、自分で成長するしか道はありません。退社するまでの6年半で会社は随分と成長し、社員数は数十倍になり、仕組み化も進みました。すると、たくさんのチームやリーダー、メンバーを目にする機会が増えていって。

ある時、ふと気付いたんです。従順な部下しかいないチームは、チームとしても個人としても高いパフォーマンスを発揮できていない、と。

>>伊藤

それはなかなか興味深い発見ですね。

>>倉橋氏

何かに対して、誰かに対して意見できるということは、自分なりに考え抜いた仮説を持っているということ。そして、意見を主張した瞬間から、その仮説がどんな結果になったとしても主張した本人に学習する責任があります。だって、自分が言ったんですから。

でも、上司が「僕が言うようにやっておいて」と指示を出したら、部下はどうなるでしょう。結果が良くても悪くても、仮説をもとに学習する責任は、指示を出した上司にあります。だからいつまで経ってもチーム力が上がらない。

>>伊藤

なるほど。

>>倉橋氏

仮説が間違っていてもいい、精度が低くてもいいんです。メンバーが日頃から疑問を持ったり仮説を持ったりしていると、そこから生まれる失敗も成功もメンバーのものになるので、個人もチームも少しずつ成長していくんですよ。

>>伊藤

たしかに。変化の激しい時代だからこそ、一人ひとりが持論を持ち取捨選択していくことが、これからの時代を生き抜く上で重要なポイントになりそうですね。

>>倉橋氏

おっしゃるように、時代が変われば僕たちを取り巻く環境も変わります。加えて、変化のスピードが格段に早くなっている。変化をうまく扱える人は、いいパフォーマンスを持続できているし、いい仕事の機会に恵まれることも多いです。僕たちは、変化を扱える側にならないと、これからの時代を生き抜くことは難しいと思いますね。

〇〇し続けられる人になれ!継続するためのコツとは?

>>伊藤

なるほど。「変化を扱える側になる」ためには、主体的な行動が必要不可欠な印象ですが、言われてみれば、子どもも大人も誰かに言われてやるより自ら考えてやり始めたことの方が、責任を持って最後までやり遂げますし、何より楽しいですよね。

>>倉橋氏

「楽しい」や「好き」という感情は、継続に欠かせない要素ですね!今日、BEYOND FESTIVALに参加している学生さんは、幼少期から現在までずっと続けていることがあるでしょうか。続けていなくても、ずっと好きなものはあるんじゃないかな。人生80年と仮定すると、皆さんはあと50年「社会人」であり続けるんです。

僕は今日、「納得したことを信じてやり続ける人は、世の中そんなに多くない」とお伝えしました。考え続ける、信じ続ける、行動し続ける。この「続ける習慣」は、社会人歴がまだ浅いうちに身に付けておかないと、後から身に付けるのってすごく大変なんですよ。

試して、ミスしてを繰り返しても別にいいじゃないですか。何かを継続できる人の方が、社会には圧倒的に少ないんですから。

>>伊藤

部活と同じことが言えるかもしれませんね。例えば、中学校で少し緩い部活に入っていた人が高校で強豪校に入部すると、ギャップが激しくてついていけず、退部してしまったり.....。

>>倉橋氏

学生であれ社会人であれ、人は成長していかなくてはなりません。一歩目は辛いかもしれませんが、自分のチャンスを広げるためには、ある程度努力しないと追いつけないような環境に身を置くことが大事だと思います。環境を手に入れたら、次は努力を継続すること。継続するには、主体的な姿勢が欠かせないですね。

>>伊藤

だからこそ、自ら行動したくなる状況を作り出すために、常に考え、仮説を持つことが必要になるんですね。黙っていても降ってくる仕事はあるし、片付けても片付けても減らない業務もあるかもしれませんが、そこに甘んじて考えることをやめてしまうと、成長は止まってしまう。変化の大きな時代を生き抜くだけの継続力を持てなくなってしまうと言いますか。

>>倉橋氏

本当にそうですよね。手前味噌ですが、弊社のエンジニアはすごく優秀な人が多いんです。彼らの学生時代の学び方を聞いていると、一夜漬けタイプだった僕とは正反対な人ばかり。その場しのぎの記憶力に頼るのではなく、問題を理解して納得した上で覚えているんですよ。ちゃんと問題に興味を持っているんです。

「エンジニアは新卒も即戦力」と言われますが、彼らの姿を見て「そりゃそうだな」と思いましたね。学生時代から習慣化していた学び方が、社会に出ると希少なんですから。でも、彼らにとっては当たり前のことをしているだけなので、意識せずとも学生時代の学び方を社会でも継続できているんです。

>>伊藤

多くの人にとって、興味のないことを続けるのは苦痛だからこそ、社会で活躍し続けるには、自分の過去を振り返った時に、どんな場面で主体性が発揮されたのかを自己分析するといいと僕は思っています。

>>倉橋氏

いいですね!特に「好き」「面白い」「嬉しい」といったポジティブな感情を思い出せるとよさそうですね。感謝された時、数値的な成果が出た時、ライバルに勝った時など、人によってプラスに感じるポイントは異なりますから。まずは自分に興味を持つところから、ですね!

>>伊藤

あと、仕事を楽しんでいる人の方が結果的に給料も高くなっている印象を持ちます。

>>倉橋氏

同意です。そうなるポイントはいくつかあると思いますが、楽しんでいる人は、物事を表面だけ撫でて終わらないので、ちゃんと深く追求するんですよね。だからこそ、意味のある結果にたどり着きますし、仕事も定着しやすい。その結果、任せてもらえる仕事も増えたり幅が広がったりして、給料も上がっていきます。

何より、メンバーも上司も、楽しんでいる人と仕事がしたいはず。だって、自分も楽しんで働きたいじゃないですか!

成功したいなら失敗を恐れるな。楽しむことは全ての原動力になる

>>伊藤

おっしゃる通りですね!とはいえ、いざ就職となると、どんな環境に身を置くべきか悩む学生さんも多いと思うんです。会社員と経営者の道を歩んできた倉橋さんから、企業選択のアドバイスはありますか?

>>倉橋氏

僕が会社員として働いたのは楽天社だけなので、あまり汎用的な話ではないかもしれませんが、「伸びている会社を選ぶ」ことは、社会人経験を積む上で大きな一歩になり得ると思います。

>>伊藤

それはなぜでしょう?

>>倉橋氏

人は、失敗して成長するからです。例えば、子どもの自転車練習。何度も転んでは起き上がり、そのうち少しずつバランスが取れるようになって、いつの間にか一人で乗れていて。仕事も同じで、失敗してきた会社ほどその後の成長が目覚ましいんです。すなわち、会社として過去に何度も失敗を繰り返しながら成長してきた会社が現在伸びている会社というわけなので、社員一人ひとりの失敗に対しても許容範囲が広いと思います。

世の中には、新卒の頃から完璧を求める会社もあると思いますが、失敗できない環境ではなく、失敗できる環境を選んだ方が、ここから何十年にもわたる社会人生活で活躍し続けられる自分なりの法則を早く見つけられるんじゃないかなと。

>>伊藤

スポーツも一緒ですよね。負けることを怖がって攻めなければ点が入ることはない。チャレンジした者にしか、失敗も成功も得る権利は与えられませんから。失敗を恐れて慎重になりすぎるより、「思いっきりバット振ってこい!」と背中を押してくれる上司や仲間と一緒に働く方が、伸び伸びと仕事に打ち込めます!

>>倉橋氏

そう声をかけてくれる上司の多くは、自分も若い頃にバットをたくさん振ってきている人ですよね!失敗をプラスに捉える環境を選んだ方が、皆さんも失敗する機会を得られるし、失敗するからこそ、自分はどんな仕事が好きで、どういうときにプラスの感情を抱くのか、早いうちに知ることができます

人生は長いです。だからこそ、短距離走で駆け抜けようとしないこと。これから社会に出る皆さんには、人生を楽しむために仕事をうまく活用してほしいですね!

>>伊藤

最後に、学生さんへ一言メッセージをお願いします!

>>倉橋氏

僕たちの会社「株式会社プレイド(PLAID)」の社名の由来は、「楽しむ(PLAY)+ 手助けする(AID)」から来ています。今日は、これからの時代を生き抜くために必要だと思うことをキャリアという文脈からお話しさせていただきましたが、一つだけ覚えておいていただきたいことがあります。それは、「楽しむことは全ての原動力になる」ということです。

今、世の中はFIFAサッカーワールドカップで盛り上がっていますが(2022/11/26時点)、各国の代表選手の中に「サッカー嫌いだけど仕方ないから試合に出ている」選手って一人もいないと思うんですよ。むしろ、サッカーが大好きな人ばかりなんじゃないかな。

スポーツに限らず、その道の第一線で活躍している人は、絶対にその道を誰よりも楽しんでいる人たちです。だからこそ、失敗を恐れないプラスの感情を大切にして、楽しみながらこれからの時代を共に生きていきましょう!

▶登壇者のTwitterはこちら
株式会社プレイド 倉橋健太氏

株式会社Beyond Cafe 伊藤カルロス朗誠

参加者のツイート

【特別情報】株式会社プレイド 短期インターン

今回、特別ゲストとして登壇いただいた倉橋氏が代表取締役CEOを務める株式会社プレイドでは、自分自身の中にある意志と熱量に向き合い、あなたが解きたいissueをプレイドと思考する短期インターンを募集中!

▼応募はこちらから
https://open.talentio.com/r/1/c/plaid/pages/71240
・開催日:2023年1月21日(土)、22日(日)
・場所:プレイド銀座オフィス
・定員:20名程度
応募締切日:2023年1月5日(木) 12:00

【25卒対象】BEYOND FESTIVAL Finalのお申し込みについて

2023年12月2日(土)
25卒就活生向け日本最大級のオンライン就活ロックフェス『BEYOND FESTIVAL Final』が開催されます!

年4回しか開催されない【満席必須の超プレミアムイベント】の、25卒向け最終回を迎えます。
就活イベント初参加のあなたも、何度目かのあなたも、全員が盛り上がれるのが「BEYOND FESTIVAL」!

▶︎開催日時
2023年12月2日(土)12:00-19:00
▶︎開催場所
オンライン
▶︎参加費
無料
▶︎申し込み締切
満席になり次第
▶︎ご応募はこちら(公式LINEをご登録ください)
https://aura-mico.jp/qr-codes/24f08d857d09735954775d8a755a5b82/preview
※参加人数に限りがあるため、応募〆切をご確認の上、お早めにお申し込みください

【続々決定!】参加企業は…!?

■参加企業一覧(※敬称略)
・三幸グループ
・株式会社サイバーエージェント
・レバレジーズ株式会社
・株式会社YOUTRUST
・パーソルクロステクノロジー株式会社
・株式会社ボールド
・株式会社タイミー
・HENNGE株式会社
・株式会社クリーク・アンド・リバー社
・エン・ジャパン株式会社
・株式会社ジェイエイシーリクルートメント
・ディップ株式会社
・木村情報技術株式会社

いかがでしたか?

BEYOND FESTIVALの開催は今回がラスト!

あなたもぜひ、BEYOND FESTIVALで一生モノの出会いと学びを得てくださいね!
熱意溢れる同世代と企業さんに出会いたい方
のご応募をお待ちしています!



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