見出し画像

着々と

初年度の学費支払い完了

5月に申し込んだ国から出る学生ローンの審査結果が届きました。学費と生活費補助が満額ででるとのことで、これにて9月から大学生になることがさらにさらに現実味を増してきました。そして早速、ヘルスケア学生対象の返済不要の奨学金(bursary)にも申し込みも済ませました。

偶然なのか払うものをはらったからなのか、合格通知に対して「よろしくお願いします」と伝えてからというものなしのつぶてだった大学からも、すぐにざっくりとした1年分のコーススケジュールやら、コース準備用の読んだほうがいい本のリストなどが送られてきました。

本ならなんでも大好きな私は、すぐにamazonで指定書籍をバスケットにじゃんじゃんいれたものの、専門書はさすがに値段もはるし場所も取るし、ふとKindleバージョンの使い勝手はどうなんだろうと思いとどまり、参加している作業療法士学生の相談場所となっているFBページで質問してみました。

あっという間にたくさんのコメントが来てありがたい限り。ほぼ全員が同意見で、「オンライン上の論文と大学図書館にある紙とデジタル本で事足りる」「自分も全部買ったけど結局どれもほとんど使わなかった」という貴重な現場の声を聞くことができました。勢いで買う前に聞いて良かった。浮いたお金でセール中の服とか買っちゃおうかしら。笑

11年越しの離婚届

書類を揃えるのがめんどうで先延ばしにしてるうちにすっかり忘れてて、たまに思い出してはしかし面倒だなとさらに先延ばし、あれよあれよという間に英国側で離婚が成立してから11年が過ぎていました。重い腰を上げて果てしなく面倒かつ意味不明な各種書類を記入し、ようやく先週、日本大使館に提出、無事受理されました。はあ、すっきり。これで秋から始まる新生活に向けての身辺整理がまたひとつできました。

しかしこの書類提出を通して、いかに自分が日本の常識および常識的考え方を失っているのかを思い知らされるという。一筋縄でいかなかった各種書類記入をけっこうな時間と忍耐力を使って記入したのに、私的には「そこ重要?」という訂正をいろいろと求められ、黙って言われた通りにすればことは進むのに、その度にどうしてそう記入したかを説明しては、そういう決まりだからと言われ、その度にキレそうになるのをぐっと堪えて(そもそも窓口の人は悪くない)、まーじーむーりーと心の中で叫ぶ私。

エージェントの登録抹消

会社員を辞めてすぐに、セラピストのウーバーバージョン的なエージェントと業務提携契約をして、最初の数年間はメインの収入源でした。当初はこのエージェントもスタートアップ企業だったし、そもそも業界自体まだ確率されていなかったのだけれど、このサービスはあれよあれよと市民権を得て、このエージェントは業界トップに。

と同時に私のほうもプライベートのクライアントが少しずつ増えて、業務提携をする必要が減り、もともと疑問が大きくなっていた彼らのポリシーがパンデミックを境に私のそれと全く合わなくなり、この1年以上はエージェント経由では一切仕事をしていませんでした。が、なんとなく保険的に登録だけはしたままだったのですが、労働大学生をするにあたって自分のクライアントだけでも抱え切れるかどうか微妙なところなので、もう保険はいらないなと登録抹消を申し出ました。やっと縁が切れて嬉しい。

英語発音コースひとまず終了

半数が脱落する中、レッスン最終日に最後まで生き残ったクラスメイトたちと打ち上げランチをしました。2ヶ月以上一緒にレッスンを受けてきたものの、名前と出身国と表面的な性格以外何も知らないという不思議な間柄だったので、お互いの仕事やらプライベートライフやらバックグラウンドやらを話したりと、同じ外国人としてロンドンに暮らすもの同士の話は弾みまくり、とっても楽しい時間を過ごしたのでした。

秋タームはオンラインレッスンしか予定されていなく、みんな春タームのクラスルームレッスンまで待つことにしたので、1月にまた会おうねとハグを交わしてしばしのお別れです。

お菓子&お酒を(ほぼ)絶ってみた

ヨガ以降パンデミック以前は、特に努力をする訳でもなく保てていた自慢の高校運動部時と同じ体重が、ロックダウンでがくんと運動量が減ってからというもの、ベスト体重+2−5kgを彷徨うはめに。年齢によるホルモンバランスの変化といううれしくない助けと、気をつけながらもツメが甘いぐうたらな性格のおかげで、運動は再開したものの、+2−5kgの彷徨いから抜け出せずにいたところに、怪我。歩くのもままならなくなり、食べる量は減っても基礎代謝はもっと下がるという、負のスパイラルで、ある日勇気を出して体重計に乗ってみたら、まさかの+10kg。

とりあえずまだぎりで同じジーンズを履けているし(とはいえ元々はゆるかった)、その昔、運動部を引退してからの5年ほどで、20kgほど育ってしまった過ちを繰り返すのだけはなんとしても避けたい。でもまだ運動量を増やせるほど怪我が回復していないという状況で、どうしたものかと考えてたところ、今できるのは、エンプティカロリー(高カロリーだけど栄養素を含まない)の代表格であるお菓子とお酒をやめること。

私の食生活は、10年ほど前に始めたヨガ以降劇的に改善して、基本的には野菜たっぷり、タンパク質と発酵食品も積極的に取って、小麦粉食品は控えめに、出来るだけ白砂糖と化学調味料や合成添加物は避ける、という感じだったもの、それなりに原材料に気を使っている(とはいえ所詮はエンプティカロリー)のスナック菓子や甘いお菓子は、波こそあれど割とコンスタントになんなら食事代わり的にも食べていたし、大好きなワインは量こそ減らしたものの止める気はなく、という感じでした。

プレッシャーに弱い私は、我慢しようとするとろくなことにならないので、今回はお菓子もお酒ももういらないな、ということにしました。なので食べたいけど我慢という思いをせずにあっけなく3週間経過。その間、一度友人の誕生日パーティーに参加したので、少しのケーキとお酒を口にしましたが、それが引き金になることもなく。

私はたばこもこんな感じで禁煙などという辛い思いをまったくせずに、ゆるく自然に辞めたのですが、その時の感じに似ているなあと思いました。タバコに関しては今や嫌煙派なのですが、お酒も甘いものもまったく食べなくなるのはつまらないので、このまま、パーティーだったりお祝いごとの席だけで楽しむものにできるのが理想かな。

肝心の体重はそこまで動いた感じはないものの、なんとなくいつもだるいという感じは改善されたような気がします。怪我が治ってまた文字通り飛び回れるようになったら違うかしら。ただ、このいわゆる更年期は、筋肉も骨密度も代謝も何もしないとあれよあれよと落ちていくのと同時に、脂肪だけはやたら増えるので、その沼にだけははまらないようにとあれこれ考えつつ、今日は久しぶりのなにもない休みなので、1日中ベッドの上でだらけていたりするのでした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?