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3びきのくまのポーリッジ

ポーリッジに憧れ続けてていました。3びきのくま(Goldilocks and the Three Bears)の絵本に出てくるボウルに入ったやつ。日本語ではスープまたはおかゆと訳されているようですが。

オーツ(燕麦)はタンパク質をはじめ栄養価が高くてGI値は低め、しかもポーリッジは暖かい食べ物なので、1日の最初の食事にはもってこい。夏にはホームメイドのミューズリー(押し麦にドライフルーツやナッツを混ぜたシリアルの仲間)にヨーグルトやウイートグラス(青汁の粉)、フレッシュフルーツを入れて食べているのだけれど、夏は一瞬で過ぎて行く英国。

なのでポーリッジは理想の朝ごはん。塩昆布なんかを入れて食べるとおかゆみたいで美味しいと聞いたので、ずっと前に1度試してみたら、ねちゃねちゃしたテクスチャーがものすごく苦手でひと口でギブアップ。

そんなわけでフレーク状のお米でインスタントおかゆを作ったり、最近ではスロークッカーを導入して生米からおかゆを作って食べたりもしていたのだけれど、タンパク質を一緒に取るのがなかなか面倒で、ポーリッジが食べられたら楽なのに、と思っていたのでした。

そんな時に、とある日本の方がどこかで「スティールカットオーツのポーリッジはプチプチした食感で美味しい」と言っているのを見て、これならもしかしたらいけるかもと思ったのです。そしてそれが大当たり。

調理時間が長くかかるなどという記事も見ましたが、私は半日くらい水に浸けて置いて、火を入れている時間は5分ちょっと。ミキサーで昆布と干し椎茸を粉末にした自家製だしの素と、なんらかの緑色(葉物野菜や薬味的な野菜。コリアンダーを入れるのが1番好き)と味の濃いもの(梅干しとか佃煮的なものとか)を入れるとあっという間に美味しくて栄養価が高くて、腹持ちの良いおかゆ風ポーリッジが出来ます。

そうそう、今朝はようやく熟成した自家製ぬか床で漬けた人参と一緒に食べたのですが、もう美味しいのなんのって。発酵食品万歳。お米のおかゆより食べ応えがあるし、浸水さえしておけばすぐ作って食べられるので、スティールカットオーツのポーリッジが、私の中でブームになっている今日この頃です。

残るは蜂蜜バージョンのポーリッジをクリアするのみ。今はお米のかわり的に食べてるから、日本人としては、それを甘くするのはなかなかハードルが高い気もするけど、どうなんでしょう。

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