見出し画像

「仕事を依頼される側」になって気づいた「仕事を依頼する側」が気をつけるべき6つのこと

はじめましての方もそうでない方も、こんにちは!あべゆうか(@zukizucchini)です。

フリーランスとしての活動をスタートして早くも3ヶ月経過しました。時の流れる早さに恐怖を覚える今日この頃。

現在は、5社の企業さんとお仕事をさせて頂いています。
主に「WEBメディア」に関する下記の業務に携わっています。

・ディレクション
・編集
・ライティング
・デザイン
・アドバイザー

「仕事を依頼する側」と「仕事を依頼される側」どちらの立場でも仕事をしています。

フリーランスになる前は「仕事を依頼する側」として動くことが多かったのですが、「仕事を依頼される側」で動いてみると沢山の気づきを得ることができます。どちらかの立場で動いていると片方の側面でしか見れなかったことが、どちらの立場でも動くようになって両方の側面で気づけることが沢山ありました。

そんな中、こんな依頼主は「愛想尽かされちゃうよ!」「いい人材が定着しないよ!」と思う瞬間に何度か遭遇しました。

というわけで、今回は「仕事を依頼される側」になって気づいた「仕事を依頼する側」が気をつけるべきことをまとめていこうかと思います。(「仕事を依頼する側」の自分自身の教訓も兼ねて…。)

「仕事を依頼する側」が気をつけるべき6つのこと

1. 連絡を滞らせるべからず
返信を平気で何日も滞らせる依頼主がいます。しかも、“納期が決まっている案件に対しての質問”の返信でさえも滞らせる。

「仕事を依頼される側」は納期が遅れると信頼を失うことが多いです。しかし、平気で確認作業や連絡を怠る依頼主がいます。忙しいのは重々承知ですが、依頼される側も忙しい人はめちゃめちゃ忙しいです。

その人の1時間の時給がいくらなのか考えてあげてください。待たせるようであれば、最低限「メッセージを確認した旨」と「いつ頃ならちゃんと返信ができるか」は伝えてあげましょう。放置は一番最悪です。信頼を失います。

自分の時間が無限じゃないのと同じように相手の時間が無限ではないということを忘れないでください

2. クオリティ=報酬の意識を忘れるべからず
案件を募集する上で驚いたのが、超絶低単価で依頼されること。

これは「仕事を依頼される側」の人にも伝えたいことなのですが、例えば低単価の記事って基本的には量産型の記事が多い。そのため、質の担保がほとんどされていません。キュレーション系の記事はまさに、ある程度引きのあるタイトルを付けて、それなりにSEOワード入れて、内容が薄い。

こういう記事を実績として書かかれていると「仕事を依頼する側」としては非常にナンセンスだと思います。量産型の記事=質の低い記事という印象が付いているからです。

というように、低単価=質が低いと思われても仕方ないんです。いつまで経っても成果物に対する責任が身につかないし、何よりスキルが向上しないから。

もし、本当に質の良いものを提供したい気持ちがあるなら、それなりの報酬を与えるべきだと思います。相手が報酬の希望を提示しているなら要望をしっかり汲み取ってあげてほしい。報酬は仕事のモチベーションや責任にも変わってきます。ギブアンドテイクの関係をしっかり作りましょう。
低単価で依頼したいなら、お小遣い稼ぎで案件を募集している人に頼んだ方がいいかもしれません。

3. スケジュール管理を怠るべからず
「明日取材行けますか?」「今週の○曜日納品できますか?」とか依頼してくる依頼主、いるんです。正直、めちゃめちゃ呆れます。

フリーランスの人たちは複数の場所で仕事をしている人がほとんど。とても仕事が早い人もいるかもしれませんが、優秀な方ほど色んな場所からお声がかかります。何より生活がかかってます。

急な依頼に対応できるほど時間を持て余している人って、実はそんなにいません。フリーランスでそんな人いたら超絶優秀な人か、全然仕事がない人のどちらかだと思います。

また、急な予定を入れるというのは、スケジュールの見積もりが甘いことに繋がります。しっかりスケジュール管理しましょう。とはいえ、どうしても急な依頼をしなければ回らないのであれば、事前にカレンダーを共有してもらうといいかもしれませんね。

4. 大雑把な依頼はするべからず
めっちゃザックリした依頼を頂くこと、よくあります。「仕事を依頼する側」は理解しているからそれでも大丈夫だと思うのかもしれませんが、「仕事を依頼される側」は全く大丈夫じゃないです。

大してよく知らない人に急に「今度デートしない?」って言われたらどう思いますか?「え、なんで?デートってどこに?」ってなりますよね。素性の知らない人とよく分からない予定なんて立てられません。(超絶ドンピシャに好みなら話は別かもしれないけど…)

案件も同じです。詳細も分からないのに「引き受けます!」なんて言えないです。
「仕事を依頼される側」が質問すれば良いという考え方もあるかもしれませんが、その時間は非常にもったいない。コミュニケーションはできる限り簡潔にした方が、作業の効率は格段にUPすると思います。何度もやり取りをする手間は極力省きましょう。

依頼する前に心の中で依頼内容を復唱してみてください。大雑把な依頼は断られるリスクも高いです。どの情報があれば質問されずに済むか、相手に疑問を与えずに済むか考えてください。相手は仕事を選べる立場です。相手にとってのメリットを考えて依頼すると尚良し◎何事も事前準備が大切です。

5. 無限に働けると思うべからず
3番に通ずるのですが、フリーランスの人たちが休まないと思っているのか?というコミュニケーションが散見されます。

フリーランスも休みますよ。土日休みかは分からないけど、無限に働きたいとか超絶忙しくなければ休みます。縛りから脱却して自由を求めてフリーランスになっている人も多いです。会社員の時以上にガツガツ働きたくないって人もいます。
家庭のある人、特に共働きの人なんかは大体パートナーの休みに予定を合わせると思いますし、お子さんのいらっしゃる人なら尚更お子さんの予定に合わせてお休みするはずです。趣味が土日に多いような人たちもいますよね。

なので、2度目になりますが、人の時間は無限じゃないことを理解してください。事前に相手がいつ休むのか把握してあげるのが親切かもしれません。

6. フィードバックを怠るべからず
作成した案件が、気づいたら修正されていたり、記事とかだと公開されていたりすることがあります。

結構萎えます。これは人それぞれかもしれませんが、個人的にはフィードバックがあるからこそ、次の成果物の質に繋がると思います。言われないと何も変化されず、また同じフィードバックを繰り返す可能性があります。その方が非効率だと思いませんか…?

また、フィードバックがネガティブだけのパターンもあります。これはモチベーションを超下げちゃいます。まずは成果物に対するありったけの感謝と、思い当たる良かった点を伝えるだけでかなり次のモチベーションにも繋げることができます。

成果物が披露される場合(記事が公開されたなど)は、ちゃんと伝えてあげましょう。気づいたら公開されてるの結構ショックです。発信できるタイミングを逃すのは、フリーランスにとって痛手だったりします。伝えることが案件を頑張って対応してくれた人への誠意にも繋がります。

フィードバックは関係性の構築にも十分役立ちますし、チームとして仕事をしている感覚が強まるので、一人で仕事をしている時より信頼関係が生まれて「仕事を依頼される側」の仕事への責任感も強くなるのでオススメです。


自分の備忘録として、さらにこんな依頼主が減ってほしい!という想いを込めて、ツラツラと書いてみました。

最後に、このnoteで私が一番伝えたかったことをまとめとして書いたのですが、割と長くなってしまったのと超個人的見解なので、気になる人だけ読んでみてください!というわけで、初めて有料noteにします!
ここまで読んでいただきありがとうございました。

ここから先は

837字

¥ 100

読んでいただきありがとうございます。 日々の励みになります。