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子どもの手作りブローチ(育児日記)

気温が一気に下がり、急に秋の陽気になってきました。
今日は年長の長女Oliおりの遊びに感心させられたエピソードです。
みなさんも秋の公園遊びの参考になれば嬉しいです。


「パパこの丸に合わせて段ボール切ってー」
「カッターでやろうとしたけどできなかった」
(写真左下の丸)

(丸く切り抜いたのはパパ)

『おー、段ボールを丸く切るのは難しいよね。パパがやるよ』


「ブローチ作るの。クレヨンしんちゃんでやってた」
『へー、ブローチって何?』
「コサージュ。胸につけるやつ」
『ふーん。そんなのがあるんだ。はいどうぞ』
(丸く切り抜いた段ボールを渡す)


「ねぇパパ、ボンドお外に持って行っていい?」
『え、なんで?』
「公園ですぐに作りたいから」
『ふーん、いんじゃない?』
「やったー!」


それで作ってきたブローチがこちら。

す…すげえ…
どんぐりを中心に、木の実やクローバーがあしらわれて季節感満載なうえ、アクセントに貝殻までついてる…

胸につけて、とても満足気。


今時のクレヨンしんちゃんは、「子どもでも作れる小物の作り方」みたいなこともやるんだなぁと思って私も見返してみると(9/21放送分)、ブローチの作り方なんかどこにも出てこないんですね。

いきなりブローチを持って帰ったところから始まるんです。
後のシーンで、「接着剤」というワードは出てくるのですが、それ以外のヒントは何もありません。


普通聞きません?
「どうやったら作れる?」とか
「ブローチの作り方スマホ調べて」など。

私だったらすぐ大人に頼ろうとすると思います。
いや、テレビ見て満足して作ろうとすらしないでしょうね。


しんちゃんが作ったブローチを見て(しんちゃんのはゴミと見間違うほどひどい出来だという設定)、自分だったらこんなの作りたいなとイメージを膨らませる。
自分ではカッターを使った作業ができないと判断して、そこだけ私に頼んできたわけです。
(無条件でカッターを使用禁止にすると、自分で危険かどうか判断する経験を奪ってしまう)


年長さんにして、好奇心と自立心をもって主体的に行動し、自分で自分を満足させることができるんだなぁと感心してしまいました。
単なる親バカなんですが。


やはり自分で考えて勝手に遊んでくれると、親はとても楽ですね。
普段からあまり口や手を出さないことを心がけ、自由時間をたくさんもたせているおかげかもしれません。
気づかないうちに、いろんな力が培われてるんだなぁと感じました。


ちなみにクレヨンしんちゃんでは、みさえの腕に当たってブローチが壊れてしまうのですが、我が家では服に付けたまま洗濯されてバラバラになってしまいました。 笑

やっちまった…と思いましたが、これまた人のせいにしないんですね。
外し忘れたのが悪いと。また作ればいいと。


普通泣いて怒りません?
「パパのばかー!頑張って作ったのにー!」って。
また親バカが出るのでこのへんでやめときます。 笑


そうしてもう一度作ったブローチが見出しの写真です。

左が長女Oliおり製作で、右が年少Ayoあよ製作です。
Ayoもお姉ちゃんの真似をしてなんでもやりたがります。
お姉ちゃんの面倒見がよくて大変助けられています。


おまけに、ブローチの材料を探しているときに見つけた五つ葉のクローバーです。

エモいですねぇ。
秋を満喫していますねぇ。

<今回のポイント>

  • 親からあれこれ指示せずに待つことで、好奇心を素直に追求することができ、自立心と主体性が育まれ、自己肯定感が上がる。

今回の記事で、秋の公園を楽しめるパパママが増えてくれると嬉しいです。

長男も外遊びを満喫しています。

またねー。
ベテランパパ

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