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君と僕の冬

太陽は翳り今日も暮れてゆく
明日、雪でも降るのか
寒さが増し、君の吐息は白く
でも、何も話してこない

今までうるさくして、ごめん
ただ、親密になりたかった
悲しいね、冬の日の終わりは
枯葉を踏んで砕いて

踵で砕く嘘みたいに
君が砕く嘘みたいに
僕の本当はなかった
現実でも夢でも

見える景色は黄昏る
僕から見える君は
もうあまり笑わない
現実でも夢でも

もう誰も笑わない
君は冬の中で人生の春を終える
僕は冬の中で大人になる
少しだけ大人になる
君から逃れるように

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