メルボルンの仮住まいはこんなところ
メルボルンでは、こぢんまりしたアパートの一室に泊まっている。
家具や家電もキッチン用品もあって、エアビーのような感じで、広くはないけど、十分な部屋。
でも、実際に住んでみて、思ったのは、ネットの情報はウソではないけど、まったくの真実だけではないよね、ということ。
撮り方や編集次第でどうにでもなる写真の情報は、そのまま鵜呑みにはできないという教訓を得た(いまさら)。
1、寒い
まず、かなり寒い。
オーストラリアは春で、もう暖かいのかと思っていたけど、結構寒いのね。今週は気温10度前後の日もある。
この家は日当たりが悪いのか、外より中にいる方が寒いこともあるくらい寒い。暖房もあるけど、威力は弱め。夜は足先から冷える感じがある。
冬物は船便で送ってしまって、手持ちの冬物はほとんどないのが痛い。早く暖かくなってほしいな。
そしてこの家には乾燥機がないので、洗濯物がなかなか乾かないのも困る……。
2、汚れが気になる
ちょっとがっかりしたのが、掃除が行き届いていなかったこと。
洗面所に小さな羽虫がいたり、食洗機のネット部分に残飯が残っていたり、マッチの燃えかすやチップスのかけらが落ちていたり、コップに汚れがこびりついていたり……。
ポットの中にも水が残っていたけど、これはいつの水なんだろう?
神経質ではない私でも、これはちょっときついなーと思って、まずは日本から持ってきていた消毒スプレーで掃除を開始。食器も全部洗い直した。
部屋にも掃除機かけたけど、掃除機にもすごい量のゴミが溜まっていた。これはどれくらい放置してあったのかなと思うほど。
見ないふりもできなくて、意を決して中のゴミを捨てたら、すごいかたまりがゴッソリ取れた。あーースッキリ!
ひととおり掃除すると、家の中が息を吹き返した感じ。
住めば都とはよく言ったもので、3日もしたらこの家にも慣れてきて、「悪くないね」なんて気がしてくるからおもしろい。
もうすっかり寛いでるM家です。
もちろん良い点もいろいろあって、キッチンは広いし、調理器具や食器がいっぱいあるし、熱いお湯も出るし、ベッドはよく眠れる。それにネットも使える。
全体的に使用感はあるけど、不潔ではないし。
あったかい手作りご飯を作って食べられること、ぐっすり眠れること、バストイレが清潔でお湯が出ること。これが叶えられれば、まあ大丈夫。
とはいっても、やっぱりネットの情報だけで家を決めるのは危険すぎると今回の件で感じた。
この仮の住まいの後に住む家は内覧して決めたいけど、内覧できるようになるのはロックダウンの状況次第。
今のところ9月28日にロックダウンの2nd stepに進むので、それで内覧できるようになるといいのだけど……。
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