全豪オープンは予選も楽しい
1月14日からスタートした全豪オープン(Australian Open:通称AO)。
我が家もすっかりハマり、毎年見に行っています。
思えば、駐在1年目は大坂なおみと錦織圭くらいしか知らず、「チチパス?ジョコビッチ?誰それ?」という状態でした。
他の人が「今年のAO、3回も見に行っちゃった」というのを聞いて、「なんで何回も行くの?暇なの?」と冷めた目線を送っていました。
そんな私が、今では予選から見に行ってしまうほどAO満喫中。
一体何がそんなに面白いの?という方のために、AOの魅力について書いていこうと思います。
全豪オープンは予選から
全豪オープンが開催されるのは、1月の後半2週間(今年から日曜スタートの15日間)で、2024年は1月14日(日)〜28日(日)。
予選が1月8日(月)から始まり、Ground Passというチケット(予選の期間は$10)で見ることができました。
私は今年初めて予選を見に行きましたが、予選には穴場的な良さがあるなと感じました。
日本人選手の試合が見られる
全豪オープンには日本人選手も出ています。
皆さん予選を勝ち上がって本選に出るのですが、やはり本選は強豪ぞろい。1st roundでも勝つのは簡単ではないです。
でも、予選だったら勝つところを見ることができるし、観客席が近いコートなので、選手のすぐ近くで応援することができます。
予選はまだ観戦している人は少ないため、サインや写真に応じてくれるチャンスが大きいです。
海外で頑張っている日本人選手を見るのはとても嬉しいですよね。知らなかった選手でもグッと身近に感じて、応援したくなります。
有名選手の練習が見られる
大坂なおみ選手やアルカラス選手など、大物選手の練習も見るチャンスがあります。
本選の時にも練習は見られますが、負けてしまえばおしまいです。
本選で見るなら、1週目が狙い目です。まだどの選手もトーナメントに残っている確率が高いし、メインアリーナ以外のコートで練習していることも多いです。
私が予選を見に行った時には、メインのRod Labor Arenaでサバレンカ選手やデミノー選手、ワウリンカ選手、シナー選手などの大物選手が練習していました。
こんな大物選手の練習を一番前の席で見ることができて、本当にお得です。
息遣いや話す声も聞こえるし、練習の合間のくつろいだ笑顔など、試合とはまた違う表情がすぐ近くで見られます。
サインがもらいやすい
練習が終わり、選手がコートから出る時にはたくさんの子どもたちがサインをもらっていました。
試合直後のサインは難しくても、練習後なら選手も気軽にサインに応じてくれることが多いです。
うちの子どもたちは、去年はティアフォー選手、今年は西岡選手、フリッツ選手、アンベール選手からサインをもらいました。
サインもらえるかな……とドキドキしながら大好きな選手の練習が終わるのをずっと待っていて、他の子どもたちに挟まれながらも選手にボールを差し出して、サインしてもらえた時の喜びと言ったら!
練習で疲れているはずなのに、子どもたちが差し出すサイン用のボール一つ一つに笑顔でサインしてくれて、その優しさに一気にファンになってしまいます。
また、その練習中にアリーナの端っこでキリオス選手によるインタビューの収録をしていて、大坂なおみ選手も登場していました。
インタビュー終了後にもサインをもらおうと子どもたちが待ち構えていて、大坂選手の人気の高さを実感しました。
AO Kids dayもおすすめ
本選開始前日の1月13日(土)には、Kids Dayがありました。
これは全豪オープン前の子ども向けのイベントで、ストリートパフォーマーがいたり、フェイスペインティングができたり、スパイダーマンなどのキャラクターショーがあったりします。
また、テニス体験ができたり、有名なテニスプレイヤーが登場するショー(今年はデミノー選手やココガウフ選手などが登場)もあり、いろいろな楽しみ方があります。
ショップも一部オープンしているので、比較的空いている中で早めにお買い物もできるのも良いですね。
我が家は西岡選手やフリッツ選手の練習を見てサインをもらうことができたので、大満足の1日でした。
来年、もし全豪オープンに行かれる方は、予選やKids Dayも楽しんでみてください!
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